NEC、グローバル事業の拡大を推進する経営スピードの向上を目的に、オラクルのクラウドで海外拠点の予実管理の可視化を実践

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役 最高経営責任者:ケネス・ヨハンセン)は本日、日本電気株式会社(本社:東京都港区、執行役員社長 兼 CEO:新野 隆、以下:NEC)が、グローバル事業の経営スピードを向上することを目的に、オラクルのクラウド型経営管理ソリューション「Oracle Enterprise Performance Management (EPM) Cloud」を活用していることを発表します。

NECは、2018年度から2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」の重点施策として「グローバル・ビジネスの拡大」を掲げ、海外売上比率約30%を目指し海外事業の再編を実施しました。グローバル事業の成長加速のため、事業責任と権限を一元化した体制を構築し、経営スピード向上とコスト削減を目指しています。その一環として、変化の激しい海外ビジネスにおける迅速な意思決定に、グローバルに点在する地域統括・海外子会社の情報を収集・可視化・分析できる経営基盤が必要でした。

NEC本社の「グローバルビジネスユニット」で、北米・南米・欧州・中華圏・アジアの地域統括会社と各現地法人の財務および案件を統合して予実管理するシステムの導入を検討し、2018年6月にオラクルがSaaSで提供する「Oracle EPM Cloud」を採用することを決定しました。その後、順次ユーザー数を拡大し、2020年には導入当初の5倍のユーザーが「Oracle EPM Cloud」の使用を予定しています。

「Oracle EPM Cloud」導入の結果、NECは次のポイントを高く評価しています:
●国内外の拠点の販売実績・受注情報を連携、営業担当者から予測・計画値をタイムリーに収集・集計・分析できる基盤を構築
●使い慣れた表計算ソフトによる、現地法人での案件入力が可能
●案件の確度、受注・売上計上時期の登録と複数パターンでの積上結果のシミュレーションが可能
●滞留在庫・売上債権、各種KPI数値を統合的に管理
●本社、地域統括会社、現地法人での各種レポーティング業務の効率化の実現

本事例の詳細は、2020年2月4日(火)に開催するフォーラム「Modern Business & Customer Experience(https://toyokeizai.net/sp/sm/modern2020/index.html)」(日本オラクル・東洋経済新報社 共催)の基調講演で紹介される予定です。

本発表に向けたお客様からのコメント:
「NECは中期経営計画において『グローバル・ビジネスの拡大』を重点施策として掲げ、海外事業の再編を実施しました。海外事業は複数の事業と地域統括・各拠点といった階層を持つ複雑な組織です。多様性と変化の激しい海外ビジネスにおいて精緻な状況把握と迅速な意思決定を行う経営管理基盤が必要でした。『Oracle EPM Cloud』を導入し、海外拠点の各種実績を連携、現地からの予測・計画値をタイムリーに収集・集計・分析できる基盤を構築することができました。」

日本電気株式会社 グローバル企画本部 シニアマネージャー 笠原 武浩 氏

参考リンク
・NEC
https://jpn.nec.com/
・Oracle EPM Cloud
https://www.oracle.com/jp/applications/performance-management/pbcs/overview/

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