新入生に特別講義「鍼灸師になった後の選択肢について」
~株式会社PRIME 藤森和佐が母校である神戸医療福祉専門学校中央校で講義~
鍼灸・マッサージきらり(兵庫、大阪)や「THE PRIME MASSAGE」(東京都渋谷区恵比寿)のブランドで療術業を展開している株式会社PRIME(兵庫県加古郡稲美町、代表取締役:松尾太郎)取締役/事業本部長/CTO・藤森和佐が2021年6月2日、学校法人神戸滋慶学園 神戸医療福祉専門学校中央校 鍼灸科(兵庫県神戸市中央区)の特別講義の講師を務めました。
本講義は、神戸医療福祉専門学校中央校鍼灸科1年生を対象に、対面で行われました。
毎年この時期に講義を行っており、今年で4年目です。
昨今、鍼灸業界でも色々な働き方の選択肢があることから、学生に対して「学生時代にやっておいた方がいいこと」「鍼灸師の働く場所を決めるうえで大切にしてほしいこと」などを目的として特別講義が組まれました。
今回は、講師である藤森が実際に神戸医療福祉専門学校中央校を卒業し、就職してからの経験を4つに分けた内容で講義が行われました。
就職後すぐ(クリニックでの勤務)、新規事業立ち上げ(訪問での施術)、経営期(会社運営を行う)を紹介し、最後に「学生に伝えたいこと」を論説しました。
就職後すぐ(クリニックにて施術を行う)
クリニック内で行っていた施術内容や、来院に多い疾患などを説明し、実際にクリニックで施術を行っている流れを動画にて紹介しました。
ここでは、短い時間でどのように患者様に満足してもらえるか等を中心に説明をしました。
学校で習う施術時間と、相当差があり学生は戸惑ったような表情を浮かべていましたが、社会に出てからの現実を深く受け止めた印象でした。
新規事業立ち上げ(訪問での施術)と経営期(会社運営を行う)
続いて、藤森自身が経験した新規事業開発と会社経営について紹介しました。
営業や経営に必要な数字のこと、経験してきた業務全般を体験談を交えながら詳しく説明しました。初めて経験することで、苦労した話や解決策等を「社会に出てから思い出してほしいこと」として述べました。
学生に伝えたいこと
後半では、学生時代に大切にしていたことと大切にしておけばよかったことを、資料と社会に出てから感じたことを交えながら、学生に伝えました。
具体的には、協調性の大切さや判断力を学生の内に養っておいた方が良いことを経験談に基づき述べた。
最後に昨今の療術業界について大切なことを述べた。
「新型コロナウイルスの流行により、第一波の時にはつぶれた同業者があった。しかし、一回目の緊急事態宣言明けに当たる2020年6月には、過去最高売り上げを記録した施術所が多数あった。それは、コロナ禍の自粛期間で、施術所に通えない、または身体を動かさないことで身体の不調を訴える人が多かった。
身体の調子を整える・痛みを抑制することが、生活の一環となっている証となっている。
これからも、必要な職種として、世間に浸透させていかなければならない。」と鍼灸師の未来像にも言及し、講義を締めくくりました。
藤森和佐(ふじもりかずさ)プロフィール
1988年1月生まれ
出身:神戸市
資格:はり師・きゅう師・介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)・医療経営士3級
2009年にはり師きゅう師の国家資格取得後、医療法人社団奉志会へ入職。
2014年に新会社である株式会社きらり医療企画(現株式会社PRIME)の立上げがあり、立上げ責任者として出向する。
現在の株式会社PRIMEで行っているすべての事業立上げに係り、2019年同社の取締役就任。
現在に至る。
会社概要
商号 株式会社PRIME
代表者 松尾太郎
所在地 兵庫県加古郡稲美町国岡3-4-7
TEL 079-492-8100
業種 療術業
事業 鍼灸マッサージの訪問サービス6院
(鍼灸・マッサージきらり 本院・姫路・
朝霧・神戸・伊丹・豊中)
法人福利厚生サービス
施術所コンサルタント
レセプトシステムレンタル
お庭のお手入れサービス
シェア施術所運営
「THE PRIME MASSAGE」(東京都渋谷区
恵比寿南)
HP https://kirari-care.com/