富山県高岡発!まち工場ミュージアムで開催している哲学カフェが人気!
アートな空間 FACTORY ART MUSEUM TOYAMA では、様々なイベントやセミナーを開催しています。その中でも一番人気の哲学カフェをご紹介します。
2017年4月にオープンした、富山県高岡市福岡町の工業団地にある、
まち工場ミュージアム FACTORY ART MUSEUM TOYAMA の2階フリースペース
で、毎月一回、開催している #哲学カフェ が大人気です。
これまでの開催テーマはこちら
Vol.1 技術とテクネー
Vol.2 アトムとビット
Vol.3 人工知能時代・人間の仕事は残るのか
Vol.4 人工知能と倫理
Vol.5 幸せとはなにか
Vol.6 お金とはなにか
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Vol.17 人間の尊厳とはなにか
定員15名、ほぼ満席状態で開催されています。
12月の開催予定
テーマ:西洋哲学と東洋哲学のちがいとはなにか?
概要
渋沢栄一が一万円札の肖像画になるとのことで論語が、そしてマインドフルネスのブームで
禅仏教が脚光を浴びています。それに伴い、東洋哲学に関する関心が近年の日本で高まっています。
天皇の代替わりも手伝って、日本的なるものへの回帰を促している面も大きいのでしょう。
このブームをきっかけとして、まずは言語をよすがに西洋哲学と東洋哲学の違いについて考えてみます。
言語において、西洋的なるものと東洋的なるものの違いが顕著に表れています。
「言葉は存在の家」といった哲学者がいるように。
次いで、西洋の挫折と自己反省である「西洋の没落」と
ポストモダン思想についても触れます。
文化人類学や精神分析学によって、理性の外部への反省が深められます。
理性と科学技術によって輝かしい進歩をした一方で、
大量虐殺や環境破壊を生んだ科学技術への反省がベースにあります。
西洋の限界を定める「輪郭」である「オリエンタリズム」(東洋賛美)と、その限界についても触れます。
ポストモダン思想においては、理性の外部を探求するために、禅仏教の無我の境地に頼る傾向があり、
それがスティーブ・ジョブズにも影響を与えていますが、それが結果として、
「加速主義」という新たな抑圧に加担している面があります。
最後に、西洋と東洋の彼岸、つまり世界そのものまで見通すことができるのかまで話を広げられればと
目論んでいます。
お楽しみに
参加料金
一般 ¥1500
会員 ¥1000
申し込みはこちら
① 申し込みフォーム(推奨)
https://00m.in/l33k7
Facrbookページ
https://www.facebook.com/events/659796747887848/
哲学カフェin富山 では、
オンラインでも参加できる個人会員を募集しています。
ホームページをご覧ください。
http://cafephilotoyama.main.jp/page-939/