浜松ホトニクスがオラクルのCMS製品でグローバルWebサイトを刷新

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は本日、浜松ホトニクス株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:晝馬 明)が、オラクルのCMS*製品「Oracle WebCenter Sites(オラクル・ウェブセンター・サイツ)」を導入し、自社グローバルWebサイトを刷新したことを発表します。

  • コンテンツ・マネジメント・システム

浜松ホトニクスは、1953年の創業以来、「光」の研究とそれを基盤にした製品開発に注力し、光技術で世界的に高い評価を受けている研究開発型企業です。2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏の研究にも貢献、ニュートリノを観測したカミオカンデは浜松ホトニクス製の光電子増倍管*が設置されています。売上高は約980億円(連結)、売上高比率で6割強**を海外が占めています。
*微弱な光を検出するための光センサ。際立った高感度を有し、高速時間応答特性に代表される数々の優れた特性を備え持つ。
**浜松ホトニクス第65期年次報告書(2012年9月期)から

7の海外販売子会社を有する浜松ホトニクスは、英語で運営するグローバルWebサイトにおける製品データ登録からWeb掲載までの一連の作業を最適化することを目的に、製品情報管理(PIM*)とCMSを同一基盤で管理できる製品が必要でした。課題として、各国事業部で異なるWebサイトの運用や、各国ごとのマーケティング戦略に基づくローカル・コンテンツが配信されていたため、運営作業が煩雑となり、コンテンツの更新や管理に時間と労力が費やされていました。また、複数の製品データベースが存在し、データの多重管理に起因する非効率なメンテナンス業務とデータ不整合、データ参照時の煩雑な操作手順などが問題となっていました。

  • Product Information Management

これらの課題を解決するために、データベースによる製品情報管理の最適化、さまざまな角度からの製品検索、大量の製品情報からWebページの自動生成が行え、PIMとCMSを同一基盤で管理できるオラクルのCMS製品「Oracle WebCenter Sites」を導入、2013年2月に稼働開始し、グローバルWebサイトを刷新しました。

刷新後2カ月で、海外からの問い合わせが20パーセント増加する一方で、運用管理の作業量は約50パーセント削減されました。また製品検索の自由度が向上し、サイト訪問者が求める用途に最適な製品の組み合わせを簡単に探し出すことが可能になり、PIMの機能をフル活用し、利便性も向上しました。さらにグローバルで統一されたブランディングのもとで、新製品情報が全世界でタイムリーに発信ができる基盤が整いました。

  • 浜松ホトニクス調べ

浜松ホトニクスでは今後、多言語対応拡大と各国拠点での適切なプロモーション展開を推進し、海外展開戦略の重要チャネルとしてグローバルWebサイトを位置付けていく方針です。「Oracle WebCenter Sites」の特長の一つであるWebエクスペリエンス管理機能を駆使し、Webを通じた顧客接点の拡大、販売促進にWebを活用する計画です。またグローバルにおけるPIMの利用を推進し、PIMの情報をWeb以外にもデータ活用する“シングルソース・マルチユース”を促進します。

日本オラクルが5月30日に東京で開催する「オラクル ミドルウェア フォーラム 2013」で、本事例に関する講演を行います(講演タイトル:「世界トップシェアをもつ日本企業が仕掛けた『グローバルWeb統合』と『製品データベース構築(PIM)』その狙いと全貌」 詳細:http://www.oracle.co.jp/events/fmf2013/)。

●「Oracle WebCenter Sites」について
従来のCMSが実現した「業務効率化」や「ブランディング強化」に加え、Webサイト上での顧客のエクスペリエンス全体を管理することで、顧客の獲得、ロイヤリティ向上を実現するWebエクスペリエンス管理製品です。ターゲティングや分析、ソーシャルメディア連携などさまざまなWebエクスペリエンス管理機能を活用することで、強力なマーケティング企画やブランディング戦略、業務効率化、売上貢献を実現します。
http://www.oracle.com/jp/products/middleware/webcenter/sites

●オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL: 03-6834-4837 FAX: 03-6834-6129 E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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