世界初? 農作物に「小売希望価格」を設定! 1万円で売れる桃とは

船井総合研究所ではクライアント先の成功をレポートし、ウェブ上で公開しております。今回は東京から北に280km、福島県の伊達市から全国ブランドとしてのポジションを確立した高級桃『伊達の蜜桃』の成功事例についてお知らせいたします。

>>船井総合研究所オフィシャルサイト ”コンサルティング成功事例”
「農作物のブランド化。1万円で売れる桃をつくる(JA伊達みらい農業協同組合)」
http://www.funaisoken.co.jp/site/column/column_1181297081.html


<成功事例サマリー>

市場で取引価格が高い大玉ではなく、買い叩かれがちな中球サイズの桃を中心にブランド化を図り、出荷額全体の安定化をめざす戦略を策定した。糖度15度以上の桃を『伊達の蜜桃』と命名し、流通経路で他産地のものと混同されないようパッケージ化、なおかつ小売希望価格を設定し出荷した。
農作物の一次生産者らが小売希望価格を主張するのは、画期的な試みであり、市場に対する新たな挑戦だ。そうして出荷された桃は口にした消費者らのクチコミで拡がる。ついには東京の高級百貨店において1万円の桐箱入りで販売されるにまで至った。


<レポートの一部より>

JA伊達みらい 参事 斎藤 一郎 氏

果物はサイズごとに仕分けされ、流通するのが市場の慣習です。常に大きいサイズばかりが採れれば良いのですが、その年の天候など、出来不出来に左右されます。さらに市場ではサイズが最優先され、桃の産地や糖度など、味本来にかかる個性は埋もれたまま十把ひとからげに店頭に並んでいることが多いのです。

−中略−

同じサイズの桃が、市場では4個298円で取引されている時期も、私たちの『伊達の蜜桃』は398円を主張して卸しました。このように農作物に定価(小売希望価格)をつけるという発想は農業従事者全体になく、私たちの内部でさえも賛否両論ありました。ですから船井総合研究所の楠元さんの支援もいただきながら、まずは組合員(農家)の方々からの賛同をいただくことから始まりました。


『伊達の蜜桃』web shop
http://www.rakuten.co.jp/datemirai/


本レポートの執筆・発行者
(株)船井総合研究所 広報・コンテンツチーム 国田尚史
TEL 03-6212-2928 FAX 03-6212-2943


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