スギ・ヒノキ花粉が無い小笠原で「避花粉ワーケーション」のススメ
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春は花粉症の方には、本当に辛い時期。避花粉地で過ごすという選択も。
一歩一歩近づく春。暖かい季節の訪れは待ち遠しいですが、「気が重い」という方も多いのではないでしょうか。
そう、春は「花粉」と共に訪れます!
花粉症の方には、本当に辛い時期。
症状や薬の作用で、仕事に集中できないという方も多いかと思います。
そんな方々に近年注目されているのが「避花粉旅行」というキーワード!
花粉症の原因となる植物がない場所で過ごす旅行です。
『でもそんなに長く休暇はとれないし……』
では、仕事をしながら避花粉する
「避花粉ワーケーション」はいかがでしょうか。
テレワークが導入されている会社や、フリーランスの方なら、実現可能かと思います。
避花粉ワーケーションに最適な小笠原
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その行き先として注目されているのが小笠原。
スギやヒノキが植樹されていないのはもちろん、本土から1,000km離れているので花粉が飛来してくることもありません。
船便が6日に1便しかなく簡単には帰れない地理的条件も、本気でワーケーションしたい人には最強の環境です!
花粉症の方が島に住んでみると?
2年間、仕事で島に赴任していたという花粉症歴20年のYさんは小笠原での「避花粉ワーケーション」を強くオススメすると言います。
「本当に天国のような場所でした」
2年間、花粉症の薬、症状、マスクと無縁の生活だったそうです。
もちろん、仕事も日常生活も通常モード。
花粉症の人には夢のようなことなんだとか!
「唯一鼻がムズムズしたのが、おがさわら丸の入港日でした」
船から降りてきた人の服や荷物に、花粉がついているのがわかるんだそう。
2年間を平和に過ごしたYさん。
もしかして花粉症、治ったかも……と思ったそうですが、引き上げたらやっぱり元どおり。
今年も症状軽減のために薬を飲み始めており、眠気と戦っているそうです。
「できることなら、花粉の時期だけでも、小笠原でリモートで仕事をしたいですね」
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小笠原の通信環境は?
「でも通信環境は大丈夫?」
問題ありません!
父島や母島は本土と海底光ケーブルで結ばれており、データ送受信に困ることはありません。
携帯電話の電波もNTTドコモ、au、SoftBankすべて利用ができます。
wifiを使える宿を選べば、本土と変わりなく仕事できます。Wi-Fiを備えているカフェや、フリーWi-Fiスポットもあります。
筆者も2年間父島の大村地区に住んで仕事をしていましたが、通信環境で問題を感じたことはありませんでした。
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FREE Wi-Fi スポット
二見港船客待合所
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定期船おがさわら丸が到着する、父島の玄関口
入港日、出港日以外の日中も空いているので、ちょっとした時間にWi-Fiが使えます。
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Bしっぷ(小笠原村観光協会)
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父島の観光協会や小笠原ホエールウォッチング協会が入っている建物。
小笠原情報も手に入るので、ネットで調べても分からない事があったら聞いてみよう。
■小笠原村観光協会
https://www.ogasawaramura.com/
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沖港船客待合所(母島)
父島から更に2時間「ははじま丸」が到着する母島でも通信環境は整っています。
こちらの船客待合所には母島の観光協会の窓口もあります。
■小笠原母島観光協会
https://hahajima.com/
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避花粉地でワーケーション
本土のスギ・ヒノキ花粉から一時的に離れて、避紛地小笠原でリラックスしながら働く。
花粉症から解放されるだけではなく、五感がフルに働くような自然環境。
小笠原でのワーケーションは、オフィスの中では生まれなかったアイデアが湧いてくるかもしれません!
注意)小笠原諸島に杉やヒノキは植林されていませんが、その他のすべての花粉が無いという事ではありません。
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