ブイキューブロボティクスと業務提携、 AIの映像解析×ドローンの自動航行による 警備・点検業務の完全自動化の実現を目指す
~第一弾として、メガソーラーにおける点検業務の効率化に向けた実証実験を開始~
データセクション株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:澤 博史、東証マザーズ:3905、以下「データセクション」)と株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出村 太晋、以下「ブイキューブロボティクス」)は、データセクションが保有する「AIを活用した映像解析技術」とブイキューブロボティクスが保有する「ドローンの自動航行技術」の組み合わせによる様々な「警備・点検業務の完全自動化」の実現に向け、業務提携を実施しました。
第一弾の取り組みとして、メガソーラーにおける点検業務の効率化に向けた「実証実験」を開始しており、2017年中の「商用化」を目指しております。
背景
ドローンの登場以来、様々な領域での活躍が期待されていますが、現時点ではドローンの「操縦」や、撮影された「映像の確認作業」は人力で行われているため、業務効率化の実現という点においては課題が多く、ドローンの活躍する場が限定されています。
これらの課題を解決すべく、ディープラーニングを活用した映像解析の商用化実績を有するデータセクションと、ドローンソリューションを商用展開しているブイキューブロボティクスが連携することで、様々な領域におけるドローンの利活用を促進し、「安心・安全な社会」の実現に寄与してまいります。
本取り組みについて
定期的に航行するドローンの映像を収集・解析し、ソーラーパネルの故障を無人かつ早期に検出することにより、業務の効率化および発電効率の最大化を支援します。
現時点の開発状況として、パネル識別と異常個所の検出は下の画像の通り実現しており、更なる精度向上を行うことで、2017年中の商用化を目指します。(赤く塗りつぶされているパネルが故障し発熱している箇所)
画像:ドローンにより撮影した映像をディープラーニングにより解析
また、本取り組みにつきましては日本国内だけでなく海外展開も視野に入れております。
今後の展望
AI×ドローンを活用した取り組みとして次のような展開を検討しております。
(1) 人手を介して高コストな点検作業を行っている分野
・鉄塔やトンネルの点検
・コンクリートの点検
(2) 人手の及ばない分野
・動物による農作物被害の監視
・断崖絶壁の建造物の調査
・未踏地の生態調査
データセクションでは今後も、AIを活用した事業展開を積極的に推進してまいります。
会社組織の紹介
データセクション株式会社(東証マザーズ:証券コード3905)
本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-17-2 太陽生命渋谷ビル7階
代表者 : 代表取締役社長CEO 澤 博史
設立 : 2000年7月
資本金 : 515,530千円(2017年3月31日現在)
事業内容 : 消費者マーケティング事業/風評リスク対策事業/
画像解析事業/ソリューション開発事業/海外SNS分析事業
株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパン
本社所在地: 東京都渋谷区渋谷1-8-7 第27SYビル
代表者 : 代表取締役社長 出村 太晋
設立 : 2015年10月
事業内容 : ビジュアルコミュニケーションを活用した、
ドローンなどロボティクスサービスの提供
今後の見通し
今回の発表が、データセクションの当期の業績に与える影響については現在精査中であり、今後、データセクションの業績に重要な影響を及ぼすことが明らかになった場合には、速やかにお知らせいたします。
本リリースについて
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