日本オラクル、将来予測を可能にする多次元データベース「Oracle Essbase」を発表

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、将来予測を可能にする多次元データベース「Oracle Essbase(エスベース)」の提供を開始します。

「Oracle Essbase」は、2007年7月に統合した旧ハイペリオン社の製品とオラクルのBI製品との連携を強化したEssbaseの最新バージョンです。データベースを多次元的に解析し視覚化するシステムであるOLAP(On-Line Analytical Processing:オンライン分析処理)サーバーとして、多くの企業に導入されてきたEssbaseは、オラクル製品との連携強化により、以下の新機能が追加されました。

1.XOLAP(次世代型ハイブリッドOLAPモデル)を搭載
「Oracle Essbase」を代表とするM-OLAP(Multi-dimensional OLAP)サーバーではキューブと呼ばれる多次元データベースで分析を行っています。キューブには、属性項目のすべての組み合わせに対応する集計結果をあらかじめ用意しておくため、リレーショナルデータベースに直接問い合わせるより、高速かつ効率的にデータ分析が可能です。今回新たに搭載されたXOLAPにより、M-OLAPのメリットである高速性を維持しながら、データソースに直接検索を行うためR-OLAP(Relational On-line OLAP)のメリットであるリアルタイム性の担保が可能になりました。

2.「Oracle Essbase Studio」を搭載
「Oracle Essbase Studio」は、ひとつのインターフェースでアプリケーションの構築と管理を行うためのモジュールです。本モジュールにより、「Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition Plus」のデータモデルをソースとして「Oracle Essbase」のキューブを構築することが可能になるため、開発者の生産性向上に貢献します。

3.64bit OSサポートの拡充
本製品より、64bit OSのサポートが拡充しました。現在サポートするOSは以下のとおりです。
http://www.news2u.net/incidental_dsp.php?id=1&rid=NRR200951186

なお、7月10日(金)に本日発表した「Oracle Essbase」の詳細を含めオラクルのBIソリューションをご説明する「オラクル・ビジネス・インテリジェンス サミット2009 Summer」を開催します。詳細は以下よりご参照ください。http://www.oracle.co.jp/events/jpm090710/

■製品価格
「Oracle Essbase」:330,750円/Named User Plus(税込:最小人数25名)

*価格は予告無く変更される場合があります。
Named User Plus:オラクル製品に対して使用する権利を与えられている個人が何名いるかによって価格を設定する「指名ユーザー」ライセンスです。

●日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日に店頭市場へ株式公開、2000年4月 28日に東証一部上場。従業員数2,251名(2008年11月末現在)。

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 広報室 野見山
TEL:03-6834-4835 E-mail:Yuko.Nomiyama @oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press

*Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

64bit OSサポートの拡充
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