ヨネックス エアロ形状バイクフレーム 「AEROFLIGHT」 2019年1月中旬より発売
優れた空力特性と新次元カーボンNamdの融合で “より楽に、速く”
ヨネックス株式会社(代表取締役社長:林田 草樹)は、フレーム形状を流線型にする等で空気抵抗を減らし、よりレース志向の高い方やトライアスリートに向けたエアロ形状のロードバイクフレーム新製品「AEROFLIGHT(エアロフライト)」を2019年1月中旬より700,000円(税抜)で発売いたします。
AEROFLIGHTの大きな特長である空力性能については、モータースポーツに造詣が深いデザイナーと共に約4年の開発期間で30種類以上の形状を試作し、幾度もの風洞実験を経て最も効果が高く造形美に優れた形状の開発に成功。弊社従来品のCARBONEXより空気抵抗を約20%以上低減させました。
また、これまでのCARBONEXシリーズに搭載してきた定評のある技術や形状に加え、ラケットやゴルフシャフトの性能向上に大きく貢献した新次元カーボン「Namd※」などの新素材を採用し、エアロ形状による重量増の抑制(重量:830g)と高速域での路面からの衝撃や突き上げを大きく緩和させています。そして、弊社ロードバイクフレームの特長である「軽量」「推進力」「快適性」はそのままに、瞬時の加速と高速巡航、高速域での安定走行が可能な“より楽に、速く”を実現するエアロフレームが誕生しました。
AEROFLIGHT含め、弊社のロードバイクフレームは新潟県長岡市にある国内唯一の自社工場で、全て一貫して製造しており、「Made in Japan」の高品質な製品です。
※Namdは、ニッタ株式会社が開発した「ナノ分散カーボンナノチューブを炭素繊維へ均一複合化」する技術です。
INNOVATION
空力性能の追求
空力特性を高めるためにCARBONEXをベースに20種類以上のモデルを作成。モータースポーツの風洞実験に用いられる施設で繰り返しテストを行い、最も空気抵抗の少ない形状を採用しました。(「YONEX AERODYNAMIC SHAPE(ヨネックスエアロダイナミックシェイプ)」
【実証】CARBONEXより空気抵抗を約20%低減
実験条件:1/3スケールモデル 風速30m/s(原寸大36km/h相当)当社調べ
新素材で“より楽に、速く”
既に弊社のラケット、ゴルフシャフト等で使用され、性能向上に大きく貢献している新次元のカーボン素材「Namd」を弊社バイクフレームに初採用。AEROFLIGHTではNamdをフロントフォークのコラムとブレード前後に複合し、強い力に対して大きくしなって素早く戻る特性が路面からの衝撃や突き上げを緩和させます。また、反発性と衝撃吸収性を併せ持つ素材「バイブスレイヤーカーボン」をトップチューブなどに複合し、サドルに伝わる振動を軽減させます。こうした新素材の特性により、エアロ形状による重量増と高速域での路面からの衝撃・振動を大きく緩和させています。
製品概要
ジオメトリ