春休みやGWに旅行する予定・行きたい主婦は43% 旅行先決定のきっかけは、旅行者視点の生々しい映像 着くまで・着いてからの『導線』も旅行先の魅力

「旅行」に関する調査結果を発表

 株式会社ドゥ・ハウスは、過去2年以内に宿泊を伴う旅行に行った経験がある30代~60代の主婦100名を対象に、「旅行」に関する定性(文章)回答を中心としたアンケート『DOれぽ!プラス』(※後述)を実施しました。調査期間は2019年2月15日(金)~2月20日(水)。

本調査結果の詳細・オプションレポートは下記からダウンロードいただくことが可能です。

調査サマリ
●今年の「春休み」や「GW」に旅行する予定がある人・行きたいと思っている人は
 全体の43%
●宿泊旅行先を選んだ理由は、魅力的な<宿泊施設><景色><温泉>など
 興味・関心を持ったきっかけは主に<TVドラマ・情報番組・CM><写真>など
●首都圏在住主婦にとっての旅行先の魅力は「WEB上の画像検索で旅行ガイドを得る
 こと」や「導線をデザインすること」など

今年の「春休み」「GW」の旅行予定・意向は全体で43%
 宿泊素地がある主婦の今年の「春休み」「GW」に旅行する予定・行きたいと考えている人は、調査を行った2019年2月時点では全体で43.0%となりました(図1左)。
 旅行時期別に見てみると全体では「春休み」は27.0%、「GW」は30.0%となりました。なお、「GW」の旅行予定については、50~60代(21.7%)に比べ、30~40代(42.5%)が倍以上高くなっていました。(図1右)

【図1】春休み・GWの宿泊旅行予定・意向(左)と内訳(右)(複数回答・n=100)

【図1】春休み・GWの宿泊旅行予定・意向(左)と内訳(右)(複数回答・n=100)

 宿泊旅行先については、全体では国内で見ると「神奈川県」23.3%、「群馬県」14.0%の順となりました。海外で見ると「東アジア(韓国、中国、台湾など)」「東南アジア(マレーシア、シンガポール、タイなど)」が各々7.0%という結果となりました(図2)。

【図2】宿泊旅行先の場所(複数回答・n=43)※国内外上位3位までを抜粋 数値は参考値

【図2】宿泊旅行先の場所(複数回答・n=43)※国内外上位3位までを抜粋 数値は参考値

宿泊旅行先を選んだ理由は、魅力的な<宿泊施設><景色>など
興味・関心を持ったきっかけは主に<TVドラマ・情報番組・CM><写真>など
 宿泊旅行先を選んだ理由について、定性(自由回答)で聞いたところ、「魅力的な宿泊施設がある」「景色がみられる」などという内容が挙がりました。さらに「地元ならではの料理を食べられる」「そこでしかできない体験」といった声が目立ち、これらが旅行先を決めた主要因となっています。
 その他、移動時間に関わる声も見られました。今年のGWは10連休ということもあり、「いつもより遠出をしたい」という声もありましたが、一方で混雑を懸念し「移動時間が長くないこと」を旅行先決定の理由にしたという声もあります。
 宿泊先に興味・関心をもったきっかけはTVのドラマ・情報番組・CM、書籍の写真から「いつか行ってみたい・見てみたいと思った」という声が目立ちました。また、<有名な料理・お店>に出会ったことで、興味・関心を持ち、「いつか本場のものを食べたい」といったケースもみられました。以下に詳細の一部を紹介します。

宿泊先に興味・関心をもったきっかけ

旅行先の魅力と可能性は「WEB上の画像検索で旅行ガイドを得ること」や「導線をデザインすること」など
 旅行先に興味・関心を持ったきっかけは、「TVの情報や書籍」「WEBの写真」という声があがりました。ビジュアルからその土地の様子が伝わることが、認知のきかっけとなるだけでなく、旅行意欲を高める事にもつながっていることが伺えます。さらに、TVの情報番組から<現在の街の様子>がわかり、関心を高めたケースもありました。こうしたリアルタイムのビジュアル情報が、先入観や古いイメージをポジティブなものに変換することにもつながるのではないでしょうか。
 GWに旅行する予定のある回答者は、様々な観光スポットについて「インスタグラムにもたくさんの投稿があり、是非言ってみたいです」と述べています。SNSなどを介して、他の旅行者の生々しい体験の写真を見ることが旅行意欲を高めることにつながっているようです。旅行者たちがアップした写真を、地域の観光協会などが発信した写真と併せれば、WEB上の画像検索だけで、誰もが私的な「旅行ガイド」を得ることができます。
 また、「今年のGWは10連休なので遠出をしたい」という声がある一方、「移動が大変・時間がもったいないので近い方が良い」と意向が分かれました。後者は子供が小さいことや、車での移動が前提となることが背景にあります。
    行きたいと思う旅行先について聞くと「主要駅や空港から直行できる電車やバスがある」などといった要望がありました。そして、「観光客が無料でバスに乗れ、観光地を巡れるとうれしい」という要望も挙がっています。観光客を増やすためには、出発地から旅行先までの導線、さらには到着後、その地域内での導線をデザインすることも重要な要素なのかもしれません。  

調査概要
●調査期間:2019年2月15日(金)~2月20日(水)
●回答者数:100名
●回答者の内訳:自社がネットワークする首都圏在住の既婚女性30代~60代の主婦マ
 ーケター「DOさん」(※※後述)20名および、インターネットモニター会員「き
 かせて.net」会員80名
●調査手法:定性(文章)調査『DOれぽ!プラス』、および定量調査『myアンケートlight』

主婦マーケター「DOさん」とは
 当社が創業当時に掲げていた「主婦産業」への想いから始まった
主婦のネットワークです。現在、首都圏を中心に約140人が登録し

DOさん

ています。
 一般的なアンケートモニターとは異なり、生活事実をありありと伝えるための定性技術のトレーニングを受けているのが特徴です。
また、パソコンやソーシャルメディアを使いこなすほか、自宅での座談会を開催・進行する能力も備えています。主婦ならではの生活現場や流通現場(店頭)を拠点として企業のマーケティングリサーチや、プロモーション活動の支援をしています。

インサイトが見えてくる ― 量より深さの「DOれぽ!プラス」とは
 当社の定性技術トレーニングを終えた主婦マーケター「DOさん」を対象に、メールインタビュー形式でクイックに定性情報を収集し、生々しい生活行動・生活実態のデータをリサーチサービスに、ネットモニターの定量アンケートを加え(プラス)、最短1週間から2週間程でご提供する企業様向けのサービスです。
 DOさんの定性データを読み進めていくと、ありありとした生活風景が目に浮かび、あたかも主婦が目の前で語っているように感じられるのが特徴です。なぜそう思うのか?なぜその行動をとったのか?を日々の生活背景を盛り込みデータにしていくので、深い定性情報に触れられ、生活者のインサイトが見えてきます。

【納品イメージ(左)】  ※右はオプションのサマリ(有料)

取得項目(質問内容)
●「過去2年の宿泊旅行経験」と「春休み・GWの予定」
●過去2年の宿泊旅行先
●春休み・GWの予定旅行先
●旅行先を選んだ理由
●旅行先に興味・関心をもったきっかけ
●「行ってみたい」と思う宿泊旅行先

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