【近鉄百貨店】 「地域商社事業“発”の名産品」第一弾誕生 地域共創型の百貨店として本格始動
～11月21日（水）より近鉄百貨店 奈良店「大和路ショップ」にて販売開始～
株式会社近鉄百貨店は、地域社会と共に成長・発展する地域共創型の百貨店として、今年3月より地域商社事業の取組みを開始し、最初の取組みである奈良県内において地域の新たな魅力を生み出す商品開発プロジェクトを進めてまいりました。この度、奈良県内の自治体・生産者である「農事組合法人ふるさと明日香（明日香村）」「山添村」「吉田屋」「リストランテ リンコントロ」と連携し、地域商社事業第一弾となる奈良の新たな名産品が誕生しましたのでお知らせします。4つの自治体・生産者と取り組んだ11の新商品については、奈良の新たな魅力を生み出し発信するコンセプトショップ「大和路ショップ」（近鉄百貨店 奈良店地階フロア内）にて11月21日（水）より販売開始します。
●地域商社事業 自治体・生産者との連携について
地域商社事業では、地域の自治体・生産者と連携し、地域の新たな魅力となる地域産品の商品開発・ブランディングを支援します。今回の商品開発第一弾では、下記の自治体・地域企業との連携による商品開発をおこないました。なお年明けには、また別の自治体・地域企業との商品開発第二弾の発売を予定しています。
・農事組合法人ふるさと明日香（明日香村）
ふるさと明日香（あすか夢販売所・あすか夢の楽市）では、明日香村内の農家が持ち寄った新鮮な野菜や果物を販売。ここでしか買えない加工物も積極的に展開することにより「明日香野菜」のブランド化、農業全体の活性化にも取り組んでいる。
明日香村様から本取組みに関するコメント
「近鉄百貨店の地域商社事業は、農事組合法人ふるさと明日香が推進する農業の６次産業化の後押しとなるもので、今後の事業展開に期待を寄せるとともに、村も農産物等のブランド化や販路拡大等の取り組みを支援し、生産者等の所得向上や雇用の創出につなげていきたいと考えています。」
※明日香村の新ブランドは、11月17日（土）に行われる明日香村農林商工祭にて先行お披露目します。
・山添村
山添村は山々に囲まれた自然豊かな村で、奈良県の北東端に位置している。豊かな自然を活かしたお茶やお米、野菜などの生産が盛ん。四季の色合いに富んでおり、農産物を活かした直売所や地元食材を使ったレストラン、羊の牧場「めえめえ牧場」など観光地としても楽しめる。
山添村様から本取組みに関するコメント
「今回近鉄百貨店と、山添村の特産品であるお茶を使った商品開発について連携させていただきました。
お茶をはじめとした農産物について、山添村の独自のブランド力が必要となっていくと考えており、今後も特産品の開発につながる村内事業者等の自主的な取組などに、積極的に支援したいと考えています。」
・株式会社吉田屋
創業明治15年の老舗の葛菓子屋。80年間変わらず作り続けている葛餅（羽二重餅）や、寒い季節にはぴったりの葛湯、木型に起こした美しい葛菓子（干菓子）、葛わらび餅や葛ごまどうふなど、沢山の葛製品を作り続けている。
吉田屋様から本取組みに関するコメント
「若い世代の方々にも是非、葛の魅力を知って頂きたいと吉野葛の体験キットを作りました。
世代を超えて家族みんなで、楽しんでもらえると嬉しいです。」
・リストランテ リンコントロ
奈良で人気の観光エリア「ならまち」で築120年の町家を改装したイタリアンレストランを営む。店で提供するパスタやパン、ハム・サラミ等の加工肉も全て自家製にこだわる。最近は特にジビエ料理に力を入れており、狩猟免許を取得、猟期にはシェフ自ら野鳥を仕留めて調理することも。
リストランテ リンコントロ様から本取組みに関するコメント
「近鉄百貨店の地域商社事業の取組みを機に、ジビエ商品開発がスタートしました。ソーセージや加工肉を作る事は、端肉や余剰に獲れた獲物を無駄なく全て使い切ることができますので、その食材に感謝するという意味においては非常に重要だと思います。
レストランで料理するだけではなく、奈良独自の特産品として販売出来ることにより、多くの方に幅広く楽しんでもらえたら嬉しいです。」
●地域商社事業 新商品一覧
＜参考＞2018年3月8日発表の、地域商社事業の取組み開始に関するリリース
●近鉄百貨店の地域商社事業について
地域商社事業とは、地域生産者の生産・加工から販売までを一括プロデュースし、地域産品のブランド化支援さらに地域産品の販路開拓・販売促進支援をおこなうことで、地域生産者の収益を増やし、地域が生み出す価値向上・活性化を図る取組みです。百貨店や小売業界の動向が大きく変化する中、当社は新たな事業モデル構築を目指して地域商社事業に取組みます。
本取組みは、地域の資産価値を高め、地域活性化につながることを目的とするとともに、従来の百貨店事業の枠を超えた地域発の新たなビジネス確立に向けた取組みであり、百貨店の新たな役割づくりの確立を目指します。
地域商社事業に取組む最初の地域として、当社商圏内において独自の歴史・文化・風土を持つ奈良県を選定しました。歴史ある古都奈良ならではの魅力を地元奈良店・他店舗・ECサイトなどを通じて地域内外に広く発信していきます。なお今後は奈良に加えて当社商圏である三重・和歌山など関西広域に事業エリアを拡大して、広域連携型の地域商社事業となることを目指し、将来的には地域商社事業を当社事業の柱の1つとしていくことを目指します。
また、地域商社事業の取組みを通じて、近鉄百貨店が地域企業・行政・大学等を結びつける産官学連携のハブとなり、地域のブランド化推進・新たなビジネス創出を推進していくことを目指します。
●奈良店「大和路ショップ」について
近鉄百貨店奈良店 地階 食品売場
大和路ショップは、奈良「ならでは」が
生まれる場所です。つくる人とともに想いをふくらませ、ほしい人の心と丁寧につなぎあわせて、全国へ、
世界へ、未来へと。愛される奈良ブランドづくりが
ここからはじまります。
特徴
１）奈良の蔵元30蔵の清酒を味わう
２）常時100種類以上のラインナップ
３）大和路ショップ限定イベントを開催
