油圧ショベルの生産性が200%アップ! iDig+チルトローテータの最強コラボを 建設・測量生産性向上展で展示

グレートスタージャパン株式会社、株式会社ホーシンは、5月25日から27日まで開催された「建設・測量生産性向上展」にあらゆる油圧ショベルに後付け可能なマシンガイダンスシステムを出展しました。このマシンガイダンスシステムiDigを展示したブースにおいては、Volvo社製EW60Eというタイヤ式ショベルへチルトローテータとiDigを取り付けて多くの来場者の注目を集めました。

iDigの画面もバケットの傾きに合わせてナビ

iDigは無線式のセンサーを各可動部(バケット、アーム、ブーム)に取り付け、キャビン内に設置されたコントロールボックス、LEDディスプレイでバケット刃先の高さをオペレータは確認しつつ、操作する事で確認作業と施工を同時に進めることが出来ます。また、センサーには無線式を採用している為、他の重機への載せ替えが出来ます。iDigを導入する事で、生産性、現場効率向上、現場内の重機と作業員との接触を防止し安全性向上が可能です。
チルトローテータは、チルト方向への左右傾き、360度回転といった動きをすることが可能の為、狭小現場においても重機を入れ替えることなく施工の可能性が広がります。また、様々なアタッチメントもある為、現場に合ったアタッチメントの利用で生産性向上には非常に効果の高いツールです。

iDigとSteelwrist社製チルトローテータ装着重機
iDig画面上の表示(チルトバケット)

現在、建設業においては建設労働者の高齢化による労働者不足が問題になっており、国土交通省、地方自治体等の役所においてはi-Constructionという名の元、現場の3D化が推し進められています。
しかし、現場の3D化は様々な投資、技術者が必要である側面から、現場サイドからは即効性のあるiDigのような2Dマシンガイダンスが非常に使いやすく、人手不足である現場の実情にあったものとなっています。

iDigはチルトローテータ3大メーカーのengcon社、Steelwrist社、Rototilt社に対応しており、どの機種にも連携可能。チルトローテータのサイズによっては、回転方向の出力が出来ないサイズが存在するので導入前には確認が必要です。

Rototilt社製チルトローテータとの連携

長野県茅野市の有限会社信濃住宅設備では、5tのミニショベルにiDig+チルトローテータを導入されています。住宅用浄化槽の設置及び上下水道の設置工事で使用したところ、効果は1日当たり3人だったところ、1.5人程に減少、工期4日予定だったところも3日に減少させることが出来ました。結果的に12人工が6人工に減らすことが出来て、現場の利益率を向上する事が出来ました。iDigとチルトローテータの併用により掘削高さの確認回数が減少し、必要人員の削減に繋がりました。非常に高い効果のこの組み合わせを多くのユーザーにご利用いただけることを願っています。

各URL

Rototilt社製チルトローテータとの連携
engcon社製チルトローテータ
Rototilt社製チルトローテータ
アタッチメントとも連携可能(グレーディングビーム)
アタッチメントとも連携可能(グレーディングビーム)
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