紙のバリア技術「シールドプラス(R)」をコスメ業界で初採用! マックス、日本製紙、フジモリ産業が紙包装の入浴剤を共同開発 地球にも肌にもやさしい入浴剤「天使のバスパウダー」を 9月1日発売 ~初年度販売目標10万個~
需要の高まる“おうちエステ商材”で脱プラに向けた取り組みを推進
スキンケア・ボディケア・ヘアケア製品の化粧品製造を行う株式会社マックス(本社:大阪府八尾市、製造拠点:奈良県、代表取締役社長:大野 範子)は、日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢 徹)、フジモリ産業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長:藤森 行彦)とで、脱プラスチックに向けた取り組みとして入浴剤のパッケージ包材の紙化の共同開発を行い、プラスチック含有量を従来比で約半減し包材全体の64.2%を紙成分にすることを実現した入浴剤「天使のバスパウダー」を、2020年9月1日に発売します。
この共同開発では、日本製紙の香りが漏れない紙のバリア技術である「SHIELDPLUS」(シールドプラス(R))をパッケージ素材のベースとし、フジモリ産業がシールドプラス(R)と入浴剤製造の特性に合わせた特殊な加工を施し、マックスがその包材に合わせた入浴剤の処方開発を行うことで実現しました。
日本製紙のシールドプラス(R)は、2017年に販売が開始され主に食品分野の包装紙として展開し、近年の脱プラ機運により幅広い業界からの注目度が高まっている状況です。そうしたなか、コスメ分野での導入は初めてになることから、3社は連携してその他のコスメ商品の脱プラ推進にも積極的に取り組んでいく方針です。
入浴剤の特徴としては、合成着色料・香料などを無添加とし、水道水の残留塩素が気になる方のためにチオ硫酸Naを配合。紙包材で地球にやさしく、入浴剤は人の肌にやさしい仕様としました。
販売はドラッグストアやバラエティショップなどで行い、発売初年度で約10万個の出荷を見込んでいます。
商品開発の背景
近年、SDGsなど「持続可能な社会に向けた取り組み」への意識が世界的に高まる中で、昨年はG20大阪サミットで「海洋プラスチックごみ問題への取り組み」ということがテーマとして掲げられました。
このような社会の大きな情勢の変化の中で、弊社でも企業活動を通じて環境に配慮した貢献ができないかと考え、その取り組みの一つとして、入浴剤包材の紙化の検討を進めてきました。
また、マックスの入浴剤を使用する一部の敏感肌のユーザーから、水道水に含まれる残留塩素が気になるという声や、低刺激の入浴剤がほしいという声も多くなってきたことから、それらの課題を解決する「地球にも、人にもやさしい入浴剤」をコンセプトとした商品開発を約1年前からスタートしました。
商品概要
商品名:(1)天使のバスパウダー(35g×1包)
(2)天使のバスパウダー5包入り(35g×5包)
販売 :全国のドラッグストアやバラエティショップ、インターネット等で販売。
会社概要
株式会社マックス
明治38年創業(今年で116周年)の化粧品メーカーで、古くは小学校の手洗い石けんとして知られる“レモン石鹸”を多く製造し、その後、液体洗浄料や粉体の入浴剤など、新しい剤型にも取り組み、現在ではスキンケア、ボディケア、ヘアケア製品の製造販売へと幅を広げています。ほぼ全ての商品を自社製造し、その9割以上を奈良事業所で生産しています。
【認定】経済産業省「はばたく中小企業300社2018」、「地域未来牽引企業」、大阪府「大阪のものづくり看板企業(匠企業)」
本社 : 〒581-0084 大阪府八尾市植松町2丁目9番29号
奈良事業所: 〒634-0831 奈良県橿原市曽我町12番4号
東京支店 : 〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-1-1 浅田ビル2階
代表 : 代表取締役社長 大野 範子
創業 : 1905年(明治38年)3月
電話 : 072-994-5050(代)
FAX : 072-994-4531(代)
URL : http://soapmax.co.jp/
事業内容 : 化粧石けん・薬用石けん(医薬部外品)・
液体石けん(ボディーソープ)・入浴剤(医薬部外品)・
液体洗浄料(シャンプー・リンス)等の製造・企画・販売。