日本オラクル、企業の連結経営管理システム構築を迅速に実現する導入支援パッケージを提供開始

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)は本日、オラクルの経営管理ソリューション「Oracle Hyperion Financial Management」の国内外における実績と活用事例から管理会計のノウハウを凝縮しテンプレート化した導入支援パッケージ「Oracle Managerial Accounting Template」の提供を開始することを発表します。

「Oracle Managerial Accounting Template」は、日本の会計基準やIFRS(国際財務報告基準)に適合した制度連結の機能を提供する「制度連結ソリューション」、製品別など任意の管理軸での連結損益算出の機能を提供する「管理連結ソリューション」、そして経営管理に必要な情報を一元的に分析するための「分析ソリューション」の3つから構成されます。さらに、単体の予算策定および予実管理などを支援するクラウドサービス「Oracle Planning and Budgeting Cloud Service」と組み合わせることで、企業グループ全体で必要とされる機能を包括した経営管理システムを迅速に構築することが可能です。

従来、多くの企業では、制度連結のシステムと管理連結のシステム、また会計情報を包括的に閲覧・分析するためのシステムが別々に存在することが多く、個々のシステムの運用管理やシステム間のデータ連携、比較レポートの作成などにコストと時間がかかることが課題とされてきました。「Oracle Hyperion Financial Management」は、制度会計と管理会計、分析・シミュレーションに必要な機能を共通のプラットフォーム上で提供し、データの収集から分析、レポート作成までの業務を同一システム上で完結させることが可能です。「Oracle Managerial Accounting Template」は、国内外での「Oracle Hyperion Financial Management」の活用事例を通じて蓄積されたノウハウを事前設定済みのテンプレートとして提供することで、企業における経営管理システムの構築を迅速に、かつ、スクラッチ開発に比べて大幅な低コストで実現します。

「Oracle Managerial Accounting Template」により、「Oracle Hyperion Financial Planning」で一元的に提供できる以下の機能を迅速かつ容易に導入することが可能です。

  1. 顧客企業の業務に合わせて細かく配慮された「制度連結ソリューション」
    ・日本の会計基準およびIFRSに準拠し、会計制度の変更に柔軟に対応できる自動処理機能
    ・Web経由のデータ収集ツール
    ・インターフェイス連携機能による収集の自動化および子会社の元データへのドリルバック分析
    ・本社および子会社側でそれぞれ閲覧できる、グループ間取引差異の照合用レポート
    ・利用ユーザーに合わせた豊富な標準レポート群
    ・注記情報などの非財務情報も一元的に管理
    ・実績値と計画値から作成する見込み値作成機能
    ・為替の変動による連結値への影響を確認できる、為替シミュレーション機能

  2. 複雑だった経営管理を簡潔かつ迅速に行える「管理連結ソリューション」
    ・最大8つの任意の管理軸(製品、仕向地、顧客、用途、チャネルなど)を保持可能
    ・複雑な配賦要件にも設定のみで(カスタマイズなしに)対応可能な強力な配賦エンジン
    ・実績値と計画値から作成する見込み値作成機能
    ・為替の変動による連結値への影響を確認できる、為替シミュレーション機能
    ・CVP要素を変更して連結値への影響を確認できる、CVPシミュレーション機能
    ・内部取引消去、棚卸資産未実現(多段階)、連結標準原価から連結PL作成などの処理を標準実装

  3. 経営情報の見える化を強力に支援する「分析ソリューション」
    ・実際のプロジェクト事例を元に作成した、レポートテンプレート群
    ・制度連結ソリューション、管理連結ソリューションのデータを加工なしに、ボタン一つで即時表示および分析可能
    ・マネジメント、アナリスト向け資料の作成負荷を大幅に軽減(エクセル分析レポート)
    ・経営会議資料としてそのまま活用できるグラフィカルなWeb分析ツール
    ・報告資料作成担当者向けレポートおよびマネジメント層向けエクセル分析レポート

日本オラクルについて
日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。
「No.1クラウドカンパニー」を目指し、クラウド環境とお客様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計され、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。URL http://www.oracle.com/jp

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•Twitter https://twitter.com/Oracle_Japan

オラクルについて
オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
日本オラクル株式会社 広報室 坂元
Tel: 03-6834-4837 / Fax: 03-6834-6129/ E-mail: pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

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