時計ブランド「アウトライン(OUTLINE)」 第2弾は日本製機械式で3万円台。 1940年代の軍用時計を忠実に再現した新作!
腕時計専門の出版社、株式会社シーズ・ファクトリー(所在地:東京都港区、代表取締役:菊地吉正)が、1940~60年代のアンティークウオッチテイストをコンセプトに、今年1月に設立したオリジナルの時計ブランド「アウトライン(OUTLINE)」。第2弾として「ミリタリー Type 1940」を2019年10月中旬に発売します。
また、10月の発売に先駆けて時計専門のクラウドファンディングサイト「WATCH Makers(ウオッチメーカーズ)」で9月8日まで先行受け付け中です。特典として数量限定ながら定価の20~10%OFFで提供します。
商品開発の背景
時計はそもそも2度の世界大戦によって技術的に進化を遂げてきました。特に戦闘機や爆撃機といった航空機が結果を大きく左右するほど戦術的に重要な位置付けだった第2次世界大戦は、腕時計を飛躍的に進化させたと言われています。
それは、コンピューターなどがなかった当時、腕時計は作戦行動において様々なミッションを遂行するうえでとても重要だったからです。そのため、正確さ、堅牢さ、そして視認性が追求されました。そしてそのデザインは実用に即した機能的な美しさを備えており、アンティークウオッチ界でも時計愛好家にファンが非常に多いことも事実です。
そして今回、そんな当時の雰囲気を壊さないように気を遣いながら再現しました。そして製作に当たって最もこだわったのは、秒針が独立して小さなインダイアルで表示される、いわゆるスモールセコンド(以降、スモセコ)仕様にすることです。
やはりこの時代の時計と言えば6時位置のスモセコは必須。特に軍用タイプとなればこれがあるとないでは随分と趣が違ってくるからです。
ただ、日本製の自動巻きムーヴメントには6時位置にそれを備えた機械がありません。あっても場所が4時半位置なのです。そこで、ムーヴメントを右回りに回転させて6位置にくるようにセットしました。リューズが4時半位置にあるのはそのためです。
デザインのこだわり
また、当時の雰囲気を出すために、1940年代と同じアクリルガラス製のドーム型プラスチック風防を採用。さらにインデックスには夜間の視認性を高めるスーパールミノバを使用し、アラビア数字には、さらに色を加えて経年変化によって変色したような味わいに仕上げました。ケースサイズは38mm。大きすぎず、小さすぎず。日本人の手首にはピッタリのサイズです。
デザインは2種類を用意。当時、主にイギリスなど陸軍向けとして作られた12時間表示のタイプとドイツ空軍の爆撃機などのナビゲーター用に開発された60秒表示タイプです。ちなみに後者が、05から55までの秒表示をあえて大きく目立つようにデザインされていたのには理由があります。それは当時、目標を確認するための夜間偵察の際に、暗闇のなかでも秒単位で正確な経過時間と進路を記録できるようにするためだったのです。
【商品の詳細はWATCH Makers WEBサイト】「ウオッチメーカーズ」で検索
URL : https://watchmakers.en-jine.com/projects/outline2
商品データ
●商品名 :ミリタリー Type 1940
●型番 :Ref.YK19001-12(左)
Ref.YK19001-60(右)
●素材 :(ケース)316Lステンレススチール、
(ベルト)イタリア製ヴィンテージ調レザー、
ダークブラウンとブラウン(リベット付き)の2種類が付属
●サイズ :ケース径38mm、ケース厚13.1mm
●防水性 :5気圧防水(日常生活防水)
●駆動方式 :自動巻き(日本製Cal.MIYOTA8245)
●組み立て :日本
●希望小売価格:各3万8,880円(各150本限定)
●保証期間 :1年間