リクルート 就職ジャーナル版 『就職白書 2004』発表
この度、就職ジャーナル編集部では、就職・採用活動について、学生と企業に向けて調査を行いました。
企業については、2005年3月卒業予定者の採用実施状況および、2006年3月卒業予定者の採用予定や採用手法等について調査。同時に、学生についても、2005年3月卒業予定者に活動状況調査を実施。
その調査結果がまとまりましたので、ここにご報告申し上げます。
■06卒採用人数は増加の見通し【企業回答】
・06卒の採用人数見通しについて、「増加」企業(文科系:9.9%、理科系:11.7%)が、「減少」企業(文科系:3.1%、理科系:1.5%)を上回っている。昨年度も同じように「増加」(文科系:7.9%、理科系:9.3%)が「減少」(文科系:5.8%、理科系:3.7%)を上回っていたが、本年度はより
「増加」の割合が大きい。
・採用基準が「厳しくなる」「今年度並み」の企業は、8割弱(文科系:76.2%、理科系:77.2%)と、採用基準はゆるがない見通し。(詳細はリンク先P.3、P.4)
■05卒採用は、倫理憲章などの影響により長期化【企業回答】
・05卒採用を振り返って、全体スケジュールが「長期化した」と回答した企業は37.7%に及び、「短期化した」と回答した企業の8.3%を大きく上回った。
・05卒採用において、「秋採用を実施した」と回答した企業は16.5%で、昨年度回答(7.8%)と比較して倍増。(詳細はリンク先P.6、P.7)
■企業と学生の間には大きなギャップが存在【企業・学生回答】
企業が採用活動の際にアピールした項目のトップと、学生の選社項目のトップを比較してみると、「責任のある仕事をまかせてもらえる」(企業:69.0%>学生:37.1%)、「自分がやりたい仕事ができる」(企業:36.7%<学生:73.6%)と、大きなギャップが見られる。(詳細はリンク先P.8)
■内定辞退の現状【企業・学生回答】
・学生の平均内定社数は2.02社(内定取得者ベース)。また、内定取得者のうち過半数(56.0%)の学生は、
内定辞退を経験している。
・一方で、「内定辞退者の増加」は、企業側の採用長期化の主な要因(44.7%)となっており、
企業にとって悩める課題の一つとなっている。(詳細はリンク先P.12)
詳細は下記URLにてご覧ください [PDF書類 246kb]
http://www.recruit.co.jp/corporate/report/2004pdf/041210_syusyoku_hakusyo.pdf
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【調査概要】
【企業回答】
『2006年3月卒業予定者の採用に関するアンケート』
調査対象:全国の主要企業4,500社
調査方法:郵送法
集計社数:1050社
調査期間:2004年9月17日〜10月8日
【昨年企業回答】
『2005年3月卒業予定者の採用に関するアンケート』
調査対象:全国の主要企業4,000社
調査方法:郵送法
集計社数:940社
調査期間:2003年9月12日〜10月3日
【学生回答】
『2005年3月卒業予定者の就職活動に関するアンケート』
調査対象:2005年3月卒業予定の全国4年制大学生
男女15,073名
(リクナビ会員より無作為抽出)
調査方法:インターネット調査
集計人数:1546名
調査期間:2004年9月17日〜10月6日
【昨年学生回答】
『2004年3月卒業予定者の就職活動に関するアンケート』
調査対象:2004年3月卒業予定の全国4年制大学生
男女14,473名
(リクナビ会員より無作為抽出)
調査方法:インターネット調査
集計人数:1420名
調査期間:2003年9月12日〜10月3日
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【本リリースに関するお問い合わせ】
株式会社リクルート
広報室 西原仁美