スマートフォンをコンタクトレス決済端末として利用する 「Tap on Mobile」の実証実験に参画
クラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud」による電子マネー決済サービスを提供
トッパンフォームズグループのTFペイメントサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:末永京吾、以下TFPS)は、株式会社日本カードネットワーク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:熊田肇、以下:CARDNET)が2021年2月より開始したスマートフォンを非接触決済端末として利用するサービス「Tap on Mobile(タップ オン モバイル)」の実店舗での実証実験に参画しました。
「Tap on Mobile」は導入事業者が市販のAndroid版スマートフォンやタブレット(*1)にCARDNETが提供する「Tap on Mobile」アプリケーションをインストールすることで非接触決済が利用可能となるものです。世界で初めて電子マネーの決済とクレジットカード国際ブランドのコンタクトレス決済(タッチ決済)を1つのアプリで提供します。
決済専用端末や専用付属機器の導入が不要でスマートフォンだけで完結できるため、導入事業者は従来よりコストを抑え、手軽にキャッシュレス化の対応が可能です。また移動性に優れたスマートフォンを決済端末として使用するため、バスやタクシー、鉄道などの公共交通機関および移動販売などでの活用や国土交通省のMaaS(Mobility as a Service)の政策促進(*2)への寄与が期待できます。
本実証実験において、TFPSはクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud(シンカクラウド)」の活用により、QUICPayおよびQUICPay+、nanaco、楽天Edy、WAONに対応した電子マネー決済サービスを提供します。
実証実験にご協力いただいているビアバー、グランズー(早稲田)での決済の様子
経済産業省が策定した「キャッシュレス・ビジョン」では、2025年までにキャシュレス比率を40%にあげていくことを目標に掲げられており、電子マネーを中心に国内のコンタクトレス決済の市場も一層拡大を続けています。(*3)また昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響もあり、人や物との接触が少ないコンタクトレス決済の普及は更に加速することが予想されます。
TFPSは、多数の非接触IC決済やQRコード決済に対応し、多様な決済端末へ接続可能なクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud」を、飲料自動販売機や自動精算機、アミューズメント施設、タクシー、飲食・小売店など、幅広い分野に提供しています。
今後も利用者や加盟店にとって利便性が高く、より安価なインフラコストで利用できる「Thincacloud」の提供を通じて、コンタクトレス決済サービスの普及加速に努めていきます。
以上
*1 実証実験中はNFC読み取り性能を測定し、一定の基準をクリアした端末のみを使用
*2 施策の推進|国土交通省日本版MaaSの推進
URL:https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/japanmaas/promotion/measures/index.html
*3 富士キメラ総研[キャッシュレス/コンタクトレス決済関連市場調査要覧 2019」より
※「Thincacloud/シンカクラウド」は、TFペイメントサービス株式会社の登録商標です。
※「QUICPay」および「QUICPay+」は、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
※「nanaco」は、株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
※「楽天Edy」は楽天グループのプリペイド型電子マネーです。
※「WAON」は、イオン株式会社の登録商標です。
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※その他記載された製品名等は、各社の登録商標あるいは商標です。
参考情報
TFペイメントサービス株式会社について
社 名:TFペイメントサービス株式会社
本社所在地:東京都港区港南1-8-23 Shinagawa HEART 10階
設 立:2011年12月
代 表 者:代表取締役社長 末永 京吾
事業内容:インターネットを利用した情報システムおよび通信ネットワークの企画、設計、開発、インターネットを利用した商取引、決済処理に関する業務の受託およびその代行、集金代行業務およびその周辺業務
U R L:https://www.thincacloud.com/