2011年-2021年における世界の軍用回転翼機市場
株式会社グローバル インフォメーションは、ICD Researchが発行した報告書「The Global Military Rotorcrafts Market 2011-2021 (世界の軍用回転翼機市場:2011-2021年)」の販売を開始しました。
2011年から2021年において、北米は世界の軍用回転翼機市場において、総支出の35.6%を占めると予想されています。
イラク、アフガニスタン戦争の後、主にメンテナンスの問題を解決するために実施されている軍用ヘリコプターの近代化計画が、米国の需要をけん引しています。
アジアおよび欧州もそれぞれ30.8%および18.4%と、世界の軍用回転翼機市場において、大きな割合を占めるでしょう。インド、中国、ロシアの各国で計画されている軍備の近代化が反映されています。
中東、ラテンアメリカおよびアフリカは、世界市場のそれぞれ9.7%、4.5%および0.9%を占めています。(下図参照)
http://www.news2u.net/releases/91244/items/1/
世界の軍用回転翼機市場は、目的別に、攻撃、多目的、救助、運搬、偵察、観測および海上ヘリコプターで構成され、2011年-2021年の間に、CAGR 4.17%で成長すると予測されています。
アフガニスタン、イラク戦争で保有機が疲弊または破壊されたため、米国や欧州は軍用回転翼機の近代化をすすめており、市場をけん引するでしょう。
世界中の政府機関は他目的・救助用ヘリコプターの調達を増加させています。防衛支出の多い米国、英国、ドイツ、スペインおよび及びイタリアといった国でも軍事予算が削減されており、その結果、多目的に使用できる救助用ヘリコプターを購入するという戦略を採用しています。
こういったヘリコプターは、様々な用途、たとえば、地上攻撃、空爆、貨物輸送、監視、救助活動、人道援助および部隊の輸送に利用できます。したがって、輸送用ヘリコプターはすでに大きな市場ですが、多目的ヘリコプターは10.2%と、それ以上に急速に成長する見通しです。
市場調査レポート: 世界の軍用回転翼機市場:2011-2021年
The Global Military Rotorcrafts Market 2011-2021
http://www.gii.co.jp/report/icd216742-global-military-rotorcrafts-market-2011-2021.html
出版日 2011年10月
発行: ICD Research
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