日本オラクル、西日本支社にグリッド・コンピューティング技術の検証センターを開設
日本オラクル株式会社(代表取締役社長:新宅 正明、本社:千代田区紀尾井町4−1、以下日本オラクル)は、企業でグリッド・コンピューティングを容易に実現するためのソフトウェア製品「Oracle 10g」の早期定着、技術者育成を目的とした検証センター「Oracle Research Collaboration Lab.(オラクル・リサーチ・コラボレーション・ラボ)」を西日本支社(大阪府大阪市北区堂島2-4-27 新藤田ビル 9F)に開設することを発表します。
日本オラクルは、10月6日に企業でグリッド・コンピューティングを容易に実現する「Oracle 10g」の日本市場投入を発表いたしました。「Oracle Research Collaboration Lab.(オラクル・リサーチ・コラボレーション・ラボ)」では、同製品の最新技術を実際に体験、検証することができ、2004年1月29日の出荷に備え、関西地域のパートナー企業、ユーザー企業を中心とした技術者育成に大きく貢献します。本検証センターは、関西における検証施設の第1段として、関西地域におけるグリッド技術の普及を狙います。
本検証センターでは、まず日本ヒューレット・パッカード社、デルコンピュータ株式会社からの協力をうけ両社のサーバーを設置し、データベース管理ソフト「Oracle Database 10g」、アプリケーションサーバーソフト「Oracle Application Server 10g」、システムの統合型管理ツール「Oracle Enterprise Manager 10g」を中心とした検証設備を整えます。「Oracle Database 10g」、「Oracle Application Server 10g」への移行、動作検証、パフォーマンス検証を実施し、関西地域における同製品によるグリッド・コンピューティング技術の普及と定着を目指します。また、システム開発環境として、Javaによるコンポーネント開発技術を浸透させるため、数多くある開発フレームワークからJ2EEフレームワークへの移行検証、動作確認、パフォーマンス検証等も積極的に推進します。
日本オラクル西日本支社では、2002年8月に地域密着型の技術者コミュニティ「なにわオラクル倶楽部」を設立し、幅広く技術者のサポートを進めてまいりました。「なにわオラクル倶楽部」には現在約1,000名の会員が参加しています。本検証センターは、「なにわオラクル倶楽部」会員を初めとして、関西の技術者に広く開放し、技術者の育成サポートを推進します。
■本件に関する報道関係お問合せ
日本オラクル株式会社 マーケティング本部
コーポレート・コミュニケーションズグループ 広報 石川
TEL:03−5213−6395 FAX:03−5213−6990
e-mail:junko.ishikawa@oracle.com
プレスルーム URL:http://www.oracle.co.jp/press/
■「Oracle 10g」について
オラクルの主力プラットフォーム製品である、データベース「Oracle Database 10g」、アプリケーションサーバー「Oracle Application Server 10g」、管理ツール「Oracle Enterprise Manager 10g」により構成されます。「Oracle 10g」では、自動化によりシステムの運用管理を簡単便利に行うことができ、またグリッドコンピューティングを容易に実現することが可能です。