オラクル エンタープライズPLM戦略を発表

2007年11月13日「Oracle OpenWorld」サンフランシスコ発 ―― オラクルは本日、Agile Software Corporationの買収とオラクルを選択した顧客へ継続的な価値を提供する方針に基づき、エンタープライズPLM(Product Lifecycle Management)の戦略を発表しました。オラクルは引き続き、「Applications Unlimited」プログラムを通じて、顧客の視点に立った「Agile PLM」製品の改善とライフタイムにわたるサポートを提供します。またオラクルは、「Oracle Application Integration Architecture (AIA)」を活用し、「Agile PLM」と他の「Oracle Applications」を、事前組込みされたオープンな標準技術をベースにしたインテグレーションを提供する計画です。これらのインテグレーションは、パートナーと顧客の成功事例を参考にし、レガシーシステムやSAPなど他のアプリケーションとの統合も実現します。

【エンタープライズPLMに関するリーダーシップ戦略】
オラクルの「Agile PLM」により、企業や組織は製品に関するすべてのビジネスや技術情報を活用して、全社とプロダクトネットワークを横断する製品情報のシームレスな流れを作り出すことができます。企業は、オラクル技術を通じてPLMの価値を技術関連の部署以外にも拡張し、また同時に設計、開発、製造、および納品にまたがるベストプラクティスを導入することができます。オラクルの「Agile PLM」は、この製品ライフサイクルを通じて企業が利益を拡大し、イノベーションを加速し、品質を改善し、グローバル化を実現し、また規制へのコンプライアンスを保証することができることを意図したものです。

顧客による製品イノベーションの加速と利益の最大化を支援するため、オラクルはEnterprise PLMの提供に関して以下の戦略を活用する予定です。

・クラス最高のアプリケーション - オラクルはすべての製品開発に加え、より広範な企業組織や製品ライフサイクルに関わるすべての関係者に迅速に展開することの可能な、クラス最高のEnterprise PLMアプリケーションの提供を継続する計画です。
・業界への特化 - オラクルは「Agile PLM」ソリューションに業界特化型の次世代機能を追加し、消費財、ハイテク、製造業、ライフサイエンスなどの業界に関してAgileがすでに持つ専門知識をさらに発展させることを意向しています。
・オープン性の継続 - オラクルはCADとERPのどちらに関しても対象を問わない、Agileが業界をリードするクラス最高のソリューションのオープンさを維持し、さらに拡大することを計画しています。
・戦略的統合 - サービス指向アーキテクチャに基づくオラクルの「Agile PLM」はオープンな標準準拠のAIAを通じ、生産や製造現場での機能、ERPアプリケーション、サプライチェーン計画機能、CRM、財務アプリケーション、エンタープライズ・パフォーマンス管理、ビジネス・アナリティクスなど、さまざまなエンタープライズ・コンポーネントにも拡張できるように設計されています。

オラクルのPLM製品戦略担当バイスプレジデント、ハルディープ・グラティ(Hardeep Gulati)は次のように述べています。「業界をリードするAgileのPLM機能とOracle Applicationsを統合することにより、企業が製品に関して情報に基づいた判断と、製品生産の加速、そして製品品質の改善を可能にするエンタープライズPLMソリューションを提供できるようになりました。さらに、オープンかつ標準準拠の統合により、SAPを含む他のエンタープライズ・アプリケーションに依存する企業も、クラス最高のオラクルのPLM機能を利用することができます」

【顧客に称賛されたオラクルのAgile製品の優位性】
QUALCOMM、CIOのノーム・フェルダイム(Norm Fjeldheim)氏は次のように述べています。「QUALCOMMはオラクルとAgileをいずれもそのアプリケーションの強みと幅に基づいて選択しました。PLMは長年にわたってQUALCOMMのコア・アプリケーションであり、クラス最高のPLMアプリケーションによって製品全体を強化することの価値にオラクルが気付いていることを喜ばしく思っています。両社統合後のオラクルとの協力を楽しみにしています」

Harris Corporationのサプライチェーン・マネージメントおよび業務担当バイスプレジデント、レオン・シヴァンバー(Leon Shivamber)氏は次のように述べています。「Agile PLMソリューションがオラクルのエンタープライズ・アプリケーション、ミドルウェア、および技術ソリューションと組み合わさったことにより、製品ライフサイクル管理のためのクラス最高のエンタープライズ・ソリューションが実現しました。この組み合わせは企業がコストを削減し、また同時に新しく開発された製品の利益率を高めることを支援する大きな要因になると予想しています。これは顧客にとって良い知らせです」

【オラクルの「Agile Enterprise Product Lifecycle Management (PLM)」について】
オラクルの「Agile Product Lifecycle Management (PLM) 」ソリューションは新製品の開発と生産を合理化し、企業がPLMの価値を技術系の部署以外にも拡張し、ベストプラクティスに基づくライフサイクル・プロセスを導入することを支援します。オラクルを通じて企業は製品関連のビジネス情報を統合し、企業全体にわたる関係者へのシームレスな製品情報の流れを作り出すことができます。オラクルの「Agile PLM」ソリューションは自動車、航空宇宙および防衛、日用消耗・雑貨品、家電、ハイテク、産業向け製品、およびライフサイエンスを含むさまざまな産業において活用されています。詳細についてはwww.oracle.com/applications/agileをご覧ください。

● オラクルについて
オラクルは世界最大の企業向けソフトウェア会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、http://www.oracle.com をご覧ください。

■本件に関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報部 石川
Tel: 03-6238-8179 / Fax: 03-5213-6990 / E-mail: Junko.Ishikawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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免責事項
上記の事項は、オラクルの一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。上記の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント(確約)するものではないため、購買決定を行う際の判断材料とはなりえません。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、オラクルの裁量により決定されます。

US Press Release Summary
(本資料は2007年11月13日に米国でオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

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