琉球王国時代に城内で執り行われた祭祀儀礼 「百人御物参」を首里城公園にて3月3日・4日に再現
2018-02-26 18:00
首里城公園(所在地:沖縄県那覇市)では3月3日(土)・4日(日)に琉球王国時代に城内で執り行われた祭祀儀礼「百人御物参(ももそおものまいり)」を再現いたします。
琉球の女性たちによる祭祀世界をご体感いただけます。
「百人御物参」とは
百人御物参は、神女たちが首里城内やその周辺にある聖域=御嶽(うたき)をお参りする行事です。御嶽では、国王の長寿やその子孫の繁栄、航海安全、国土の安全、五穀豊穣を祈願します。往時は、類似の行事を含めて年間6回程度行われていました。
百人御物参において祭祀行事を司る神女たちは、「御内原」(おうちばら)とよばれた首里城正殿の裏側にある空間と、表側にある「御庭」(うなー)や御嶽等を巡るため、この行事は首里城での「表の世界」と、「内の世界」をつなぐ行事ともいえます。
本イベントでは、百人御物参の巡拝コースの一部を再現いたします。
※再現は首里城内のみとなります。
内の世界「御内原」
御内原は、琉球国王やその親族・女官の生活や城内祭祀が営まれていた空間のことをいいます。
百人御物参 概要
開催期間:平成30年3月3日(土)・4日(日)
会場 :首里城公園 御庭~下之御庭(首里森御嶽)~京の内
※御庭は有料区域(大人820円・中人620円・小人310円)となります。
時間 :(一回目) 12時00分~13時00分
(二回目) 15時00分~16時00分
首里森御嶽への拝礼
詳細はホームページをご確認ください。
http://oki-park.jp/shurijo/
※イベント内容は、変更または中止になる場合がございます。
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