京都・五條楽園エリアのお茶屋建築をコリビング施設に再生利活用　投資型クラウドファンディングを開始

UNKNOWN京都有限責任事業組合 (株式会社エンジョイワークス、株式会社八清、株式会社OND)

2019-04-02 15:00

株式会社エンジョイワークス、株式会社八清、株式会社ONDの3社からなるUNKNOWN 京都有限責任事業組合(通称：UNKNOWN KYOTO)は、2019年3月29日、まちづくり参加型クラウドファンディング「ハロー！RENOVATION」で、投資型クラウドファンディング「＜京都＞五條楽園エリア再生ファンド【投資型】」の募集を開始しました。

京都・五條楽園エリアとプロジェクト概要

五條楽園は、江戸後期以降繁栄した京都最大の遊郭地帯で、2011年にその歴史に幕を下ろした後は文字通り時が止まったようなエリアです。京都の人も普段訪れる機会は少ないこのエリア、実は貴重なお茶屋建築、カフェー建築など昔懐かしい風景がそのまま残された、知る人ぞ知る、ポテンシャルを秘めたまちです。本プロジェクトは、2棟続きの建物の構造やお茶屋建築の特徴をうまく活かしながら、ゲストハウス・シェアオフィス・コワーキングスペース・飲食店等が一体となったコリビング施設「UNKNOWN KYOTO GOJO-RAKUEN」として利活用します。多様な機能を組み込むことで、地元の居住者や働く人、国内外からの観光客、出張者など多様な人々が集い、多様な過ごし方が交錯する新しい「場」をつくっていきます。

プロジェクトの背景と今後

当施設を賃借し、運営業務を行っていくのはそれぞれ個性的な事業を行う3社です。「株式会社八清」は、京都の町家再生で多くの業績を残すリーディングカンパニーであり、創業60年を超える老舗不動産会社。「株式会社OND」は温度感のある、もの、こころ、つながりをテーマに創業し、不動産を嗜むエンターテーメント・サイト「物件ファン」を運営しています。「株式会社エンジョイワークス」は「ハロー！RENOVATION」の運営会社であり、「みんなで一緒にまちづくりを」をキーワードにボトムアップ型のまちづくりに取り組む鎌倉のまちづくり会社です。この3社が出資をして結成したLLP(有限責任事業組合)が、本プロジェクトの主体であるUNKNOWN 京都有限責任事業組合(通称：UNKNOWN KYOTO)です。
今後は、3社それぞれの強みを活かして、京都の未だ知られていない魅力的なエリアや建物を発掘し「知られざる京都」独特のまちの魅力を継承し、活性化していくこと、そしてそのエリアに興味・関心のある人たちと一緒に「場」をつくり、まちを育てていくことを目指します。その第一弾が、当施設を核とした五條楽園エリアでの展開です。

投資型クラウドファンディングの特徴

想定利回り年3％(税引前)の金銭的リターンに加えて、事業運営者としての参加・疑似体験ができる「ハロー！RENOVATIONクラブ」への参加の他、投資家特典として、お得な「施設利用チケット」がついてきます。施設利用チケットは、宿泊、シェアオフィス、スペース等、投資口数に応じて多くのメニューの中から自由に組み合わせて選ぶことができます。
当ファンドは、株式会社エンジョイワークスが3月6日付で不動産特定共同事業者許可を取得した後、初の募集です。これまでは、小規模不動産特定共同事業者としてファンド募集を行っており、投資家一人当たり100万円の上限がありましたが、これが撤廃となりました。本プロジェクトでは、ハロー！RENOVATION史上最高額の4,000万円を募集いたします。