ABCクッキングスタジオとNTTドコモが共同で実証実験 冷蔵庫内の食材をつぶやくだけで最適なレシピ提案! AI技術“献立チャットボット”をトライアル提供開始
AI技術 × 料理教室のコンテンツ融合で、一人暮らしや主婦の悩みを解決!
株式会社ABC Cooking Studio(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:吉海 秀彦、以下 ABC)は、株式会社NTTドコモ(以下 ドコモ)と協力し、冷蔵庫にある食材をつぶやくだけで最適なレシピを提案してくれる「献立チャットボット」サービスのトライアル提供を開始いたします。
「献立チャットボット」は、料理教室であるABCのノウハウを凝縮した基本や応用レシピと、数々の商用サービスへの導入実績のあるドコモのAI技術を使って、多くの主婦が抱える“毎日の献立作り”をサポートするサービスとして開発されました。2016年11月にABCの会員サイト内にて行った「料理サービスに関するアンケート調査」(総有効回答数:1,143名)では、回答者の約85%が「献立を教えてくれるサービスがあったら利用したい」と回答し、料理を作ることに対しての悩みとして、「いつも同じようなメニューになってしまう」「レシピのレパートリーが少ない」「献立を思いつかない」などの回答が多く集まりました。また近年は、献立を考える上で料理サイトやアプリなど、スマートフォンをプラットフォームとしたサービスの需要が高まっているといった背景を受け、両社の得意分野を掛け合わせ、消費者の生活に密着したよりよいサービスを企画開発いたしました。新たな顧客接点を創出し、将来的に会員様以外にもABCクッキングスタジオの情報を発信し、オンラインでの事業収益モデルとして目指してまいります。
自然対話プラットフォームを備えたAIで、消費者のニーズを汲み取り最適なレシピを提案
今回のサービスは、対話形式のインターフェースで人間の代わりにコミュニケーションを自動で行ってくれるチャットボットを活用し、食材の組み合わせや好みなどを会話から把握することで、利用者に合った最適なレシピを提案することができます。また、どなたでも手軽にストレスなくご利用いただけるよう、今やスマートフォンユーザー全体の6割以上*が利用しているという無料コミュニケーションアプリ「LINE」を通して提供します。
サービス開発にあたっては、ドコモの自然対話プラットフォームの一部を活用して開発されたチャットボット作成プラットフォーム「Repl-AI(レプルエーアイ)」、および、ドコモが新たに開発した表形式のデータから自動的にチャットボットを作成する技術を活用しています。サービスを提供していく中で自動生成されたチャットボットのユーザビリティ、サービスへの適用性等、自然対話プラットフォームのAI技術検証を兼ねています。
*出典元:モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査 2016年度総集編
サービスイメージ
- 利用者は冷蔵庫にある食材や料理シーンをメッセージで送付します。
- 要望に合ったレシピがメッセージで提案されます。
サービス概要
サービス名 :献立チャットボット
金額 :無料
トライアル提供期間:2017年5月19日(金)~7月31日(月)
※ABCクッキングスタジオ会員よりモニターを募集し、トライアル提供を実施します。
2017年度内に、回答精度を向上し、商用サービスとしての提供を目指してまいります。
ABCクッキングスタジオとは
全国に125スタジオ、会員数28万人の料理・パン・ケーキが楽しく学べる教室。2015年11月で創業30周年。「世界中に笑顔のあふれる食卓を」を企業理念に、「ABC Cooking Studio」、子どものための食のスクール「abc kids+」、カラダを気遣うすべての大人にむけた「OTONA ABC Cooking Studio」、自由に手作りを楽しむアトリエ「Whip」などを展開。2014年4月からは全スタジオで、男性も通えるようにサービスを拡大(2017年3月現在:男性会員 約1万2千人)。2010年12月より海外にも出店。上海・北京・杭州・香港・台北・成都・ソウル・シンガポール・バンコク・クアラルンプールの10都市に20店舗を展開中。
会社概要
会社名 : 株式会社ABC Cooking Studio
代表者 : 代表取締役社長 吉海 秀彦
設立 : 1987年4月
資本金 : 1,000万円
従業員数 : 2,167名(2017年1月現在)
本社所在地: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内三丁目1番1号
事業内容 : ABCクッキングスタジオの全国展開・
家庭用雑貨等のデザイン、販売