「難病克服支援第2回MBT映画祭」が 1月14日(土)有楽町朝日ホールで開催！
奈良県立医科大学(理事長・学長：細井裕司、奈良県橿原市)とMBTコンソーシアム(理事長：細井裕司、奈良県橿原市 https://mbt.or.jp )は、希少な疾患ゆえに社会から放置されがちな難病やそれに苦しむ患者様の苦境を多くの人々にご理解いただくための啓発活動として“MBT難病克服キャンペーン”を進めており、その一環として、『難病克服支援第2回MBT映画祭』を2023年1月14日(土)、東京の有楽町朝日ホールで無料での開催を予定しています。
2回目となる今回は、応募作品の上映のみならず、「MBT難病克服キャンペーン」のイベントにふさわしいゲストスピーカーとして衆議院議員の野田聖子氏をお迎えし、「医療的ケア児との人生」と題した特別講演もいただく予定です。
映像を通して難病をはじめとする命の大切さを観覧者に訴える30分以下の短編映像作品を全国から募集し、その入賞作品の上映と優秀作品を表彰するMBT映画祭を昨年度からスタートしました。
本映画祭は“みんなで守るいのち”をテーマに8月1日から4ヶ月間に、30分以下の短編映画作品募集を全国に広く呼び掛けて参りました。その結果、この取り組みに協賛いただいた全国の皆様から38本の作品が集まりました。そして、この38本の1次審査を行い、映画祭上映にふさわしい7本を入賞作品として選びました。その作品応募者氏名、タイトル名と概要をご紹介します。
受賞候補作品(応募順)
題名：レミングたち
監督：角洋介氏
妹が事故に遭い、翔は急ぎ故郷へと帰る。足が動かなくなった妹はそれでも夢を諦めず懸命に生きようとしていた。
題名：ぼくときみの小さな勇気
監督：相馬雄太氏
主人公 真田信二は吃音に悩む小学5年生。内気な性格で友達もいなかったが、転校生 椿啓介と出会い仲良くなる。実は啓介にもある秘密があり・・・。
題名：「私じゃない私に」きょうだい児のものがたり
監督：吉田ゆかり氏
きょうだい児のものがたり。この女の子の立場だったら？自分が親の立場だったら？どう感じますか？
題名：夏の夜の花
監督：高橋伸彰氏
大阪で生活する中華系の母子。4歳になるヤンヤンは、父と数ヶ月会っていない。ある日、父が描いた花火の絵を見つけ、母と花火を見に行く約束をするも、母は忘れてしまう。
題名：はろーぴんちゃん
監督：森野くるみ氏
ある日、鏡をみていたら突然現れたそれ。心や頭にわいてくる色々を気付けばそいつと共有してた。
題名：Secret of magician
監督：小野光洋氏
穂香に最近恋人ができた。その恋人は手品師の卵。彼には手品のタネの他に、誰にも言えない秘密があった。
題名：木村勇気
監督：工藤智之氏
余命宣告を受け、改めて自身の人生に向き合う人工透析患者の、ありのままの姿と等身大の悩みについての作品です。
1月14日(土)は、これらの応募作品から絞り込んだ入賞作品の上映と最優秀賞・優秀賞・特別賞・クラウドファンディング観客賞の最終審査および表彰式を行う予定です。審査委員長には、第1回MBT映画祭に引き続き、2018年に野村萬斎が主演の『花戦さ』で第41回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞されました篠原哲雄監督を迎える予定です。
開催概要
日時： 2023年1月14日(土)12:00～19:30
場所： 有楽町朝日ホール
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F
内容： 開会式
入賞作品上映
特別講演：衆議院議員 野田聖子氏
特別上映：『Coda コーダあいのうた』
トークセッション
表彰式
URL ： https://mbt-filmfes.com/
注釈：
MBTコンソーシアム
MBTはMedicine-Based Townの頭文字の略称で、「医学を基礎とするまちづくり」の意。公立大学法人奈良県立医科大学との連携のもと、医学知識を活用した産業創生・地方創生・まちづくりを通して社会貢献を目指す、200社を超える会員企業からなる一般社団法人。
URL： https://mbt.or.jp/
MBT難病克服キャンペーン
希少な疾患ゆえに社会から放置されがちな難病やそれに苦しむ患者様の苦境を多くの人々にご理解いただくための啓発活動として、2021年5月からスタートした。
取り組みとしては、
i)協賛企業を募り、MBT難病克服キャンペーンのロゴマーク(下図)を貼付した協賛商品の販売やホームページ等での紹介、ii)難病に関わる研究者や難病に関わる関係者を講師に迎えるWEBセミナー、そして、iii)“みんなで守るいのち”をテーマにした難病克服支援MBT映画祭、の取り組みを実施中。
