アシストのITサービス可視化プラットフォーム 「千里眼」をKDDIが採用 ~スムーズな経営判断や業務遂行を可能にする、 システム運行の見える化を実現~
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/、以下:アシスト)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、URL:https://www.kddi.com/、以下:KDDI)がアシスト提供のITサービス可視化プラットフォーム「千里眼」を採用し、2019年4月に向けて順次システムの運行状況可視化に取り組んでいることを発表します。
経営層から現場担当者に至る全社規模で、データを活用して経営判断や日々の業務を遂行する「データドリブン経営」を行っているKDDIでは、意思決定の元となるデータを各種基幹系システムからDWHに蓄える部分を統合システム運用管理ソフトウェア「JP1/Automatic Job Management System 3」(開発元:株式会社日立製作所)で制御していました。しかし、10万を超える大規模かつ複雑に絡み合うジョブの特性上、異常発生時にどのレポート提供業務に影響があるのか、その調査に多くの時間を要していました。
経営判断や顧客に与える影響も大きいことから、調査時間を短縮化する方法として、アシストが提供する「千里眼」が着目されました。「千里眼」は、複雑なバッチ業務同士のつながりを可視化して、異常終了時の影響範囲を迅速に特定することが可能です。KDDIの実運用データを利用した影響調査・分析のデモンストレーションを経たのち、2018年4月に「千里眼」が採用されました。
DWHの運行状況を可視化する取り組みの結果、以下の効果が生まれています。
・異常や遅延など業務に及ぼす影響をリアルタイムに把握できるようになり、
関係者間で通知や対処を行うことで、ジョブ走行に異常があった場合の業務
影響を軽減できる。
・システム運用部門だけでなく、システム開発担当者と分析用ダッシュボード
を共有することで、迅速なプログラム改善につながっている。
・現状把握や影響調査に対して、利用者のニーズに応じた分析が迅速かつ容易
に実現できている。
KDDIでは、このように高い効果が出ていることを受けて、2018年10月から2019年4月にかけて次のステップとなる、基幹系システムをはじめとした重要システムへの「千里眼」の適用を順次進めています。
千里眼について
「千里眼」は、セルフサービス型分析データビジュアライゼーションBIプラットフォーム「Qlik Sense」を分析エンジンとして採用し、統合システム運用管理ソフトウェア「JP1」に蓄積された、システム運用時に発生する様々なログや運用データを多角的に分析することで、現状のシステム運行状況を可視化します。
URL:https://www.ashisuto.co.jp/product/category/saas-itsm/senrigum-saas/
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