2019年4-6月期 転職時の賃金変動状況

「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者数の割合」は29.0% 前年同期比1.1ポイント低下

株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林大三)が提供する転職支援サービス『リクルートエージェント』における2019年4-6月期の「転職時の賃金変動状況」を報告します。「転職時の賃金変動状況」では、“転職決定者の賃金は転職前後でどのように変化しているのか”という点に着目し、「前職と比べ賃金が明確に(1割以上)増加した転職決定者数の割合」の経年変化を観察していきます。

 ▼詳細はこちらをご覧ください。
 https://www.recruitcareer.co.jp/news/pressrelease/2019/190731-01/

4-6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は29.0%。

2013年度以降、上昇基調が続いていたが、2019年4-6期は前年同期比1.1ポイント低下。

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■IT系エンジニア:4-6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は29.7%。
2014年以降上昇基調が続いていたが、2019年4-6月期は前年同期比2.6ポイント低下。

■機械・電気・化学エンジニア:4-6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は25.8%。
2017年頃より上昇基調に復していたが、2019年4-6月期は前年同期比0.5ポイント低下。

■営業職:4-6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は30.6%。
2019年4-6月期は前年同期比0.5ポイント上昇。
幾分水準が切り下がった2016年度以降、振れを伴いつつも、概ね横這い圏内の動きが続いている。

■事務系専門職:4-6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は27.0%。
2017年度以降、弱めの動きが続いており、2019年4-6月期も前年同期比0.7ポイント低下。

■接客・販売・店長・コールセンター:4-6月期の「前職と比べ賃金が1割以上増加した転職決定者の割合」は33.2%。
2019年4-6月期は前年同期比2.9ポイント低下。
2015年度以降、振れを伴いつつも概ね横這い圏内での推移が続いていたなか、足許は幾分弱めの動きとなった格好。

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