2019年のスタートアップ×知財戦略のベストプレイヤーを表彰 2020年3月19日(木)「IP BASE AWARD」初開催
特許庁による、スタートアップに不可欠な知財戦略に関する基礎知識や支援施策、イベントなどの最新情報を集約した知財コミュニティポータルサイト“IP BASE”ではこの度、2019年のスタートアップ×知財のベストプレイヤーを表彰する「IP BASE AWARD」を2020年3月19日に初開催いたします。
「IP BASE AWARD」: https://ipbase.go.jp/news/2019/12/news-1220.php
「IP BASE AWARD」概要
スタートアップ部門、知財専門家部門、エコシステム部門の各部門で、知財全般に関する取り組みにおいて、意欲・先進性・注目度などの観点からめざましい取り組みをした個人・組織を表彰します。各部門受賞者は、IP BASEユーザーへのアンケート実施により選ばれた自薦他薦を問わないアワード候補から、選考委員会により選ばれます。
日程
2020年3月19日(木)15~17時
会場
赤坂インターシティコンファレンス
(東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR 4F)
エントリー締切日
2020年1月27日(月)
自薦・他薦は問わず、ベンチャー・スタートアップ企業における知財全般に関する取り組みにおいて、意欲・先進性・注目度などの観点から、めざましい取り組みをした個人・組織を、みなさんから募集いたします。
エントリーURL: https://form.run/@startup-info-7341
部門
・知財専門家部門
対象:スタートアップ支援に意欲的に取り組んでおられ、その支援によりスタートアップの知財戦略構築に貢献している知財専門家
・スタートアップ部門
対象:戦略的な知財権の取得、活用などを積極的に実施している、未上場かつ創業5年以内のスタートアップ
・エコシステム部門
対象:スタートアップに対し知財を積極的に活用した評価や支援、啓蒙活動を行うなど、国内スタートアップエコシステムにおける知財意識の向上に貢献している個人(投資家、アクセラレーター、支援家など)、コミュニティ・団体
IP BASE AWARD アワード選考委員会 メンバー紹介
○鮫島 正洋氏
内田・鮫島法律事務所 パートナー
東京工業大学金属工学科卒業。藤倉電線株式会社(現 株式会社フジクラ)にてエンジニア(電線材料の開発)、1992年弁理士登録後、日本アイ・ビー・エム株式会社にて知的財産業務を経て1999年弁護士登録。2004年内田・鮫島法律事務所を設立、現在に至る。
弁護士業に留まることなく、知財戦略、知財マネジメント、知財政策など多方面に向けた発言を行い、その貢献に対して2012年知財功労賞受賞。
著書:「新・特許戦略ハンドブック」(商事法務 2006)〔編著〕、「技術法務のススメ」(日本加除出版 2014)〔共著〕、「知財戦略のススメ コモディティ化する時代に競争優位を築く」(日経BP 2016)〔共著〕など。「下町ロケット」に登場する神谷弁護士のモデル。
○安高 史朗氏
IPTech特許業務法人 代表弁理士、公認会計士
東京大学理学部物理学科卒業後、特許庁審査第一部計測に入庁。その後、野村総合研究所入社、NRIサイバーパテントへ出向。ヤフー株式会社で知財戦略の策定などに従事し、2016年安高特許会計事務所を開業。多くのスタートアップの知財戦略に貢献。2018年IPTech特許業務法人へ法人化。
特許庁「我が国の知的財産制度が経済に果たす役割に関する調査」委員会 アドバイザー、中央知的財産研究所「知的財産と経済=知的財産競争とイノベーション」研究部会 研究員、日本弁理士会関東支部 中小企業・ベンチャー支援委員会「ベンチャー支援部会」部会長
○南野 充則氏
株式会社FiNC Technologies 代表取締役CEO
東京大学工学部卒業。大学在学中にヘルスケアスタートアップ、株式会社MEDICA及びCDSystem株式会社を創業。東京大学在籍中に北京大学で開催されたスマートグリッド分野における国際学会で世界一の座を争い「BEST STUDENT AWARD」を受賞する。2014年にFiNC(現:FiNC Technologies)の創業メンバー(CTO技術最高責任者)として参画。2016年8月、国内初となるウェルネス・ヘルスケア領域に特化した人工知能研究所「FiNC Wellness AI Lab」を設立し、2017年ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指す団体、「日本ディープラーニング協会」最年少理事に就任。2019年6月に書籍「未来IT図解 これからのディープラーニングビジネス」を出版するなど、ヘルスケア×テクノロジー分野において活躍。2019年12月にFiNC Technologies 代表取締役CEOに就任。
○千葉 功太郎氏
Drone Fund 創業者/代表パートナー、千葉道場ファンド ジェネラルパートナー、慶應義塾大学SFC 特別招聘教授
慶應義塾大学環境情報学部卒業後、株式会社リクルート(当時)に入社。株式会社サイバード、株式会社ケイ・ラボラトリーを経て、2009年株式会社コロプラに参画、同年12月に取締役副社長に就任。採用や人材育成などの人事領域を管掌し、2012年東証マザーズIPO、2014年東証一部上場後、2016年7月退任。国内外のインターネットやリアルテック業界のエンジェル投資家(スタートアップ60社以上、ベンチャーキャピタル40ファンド以上に個人で投資)であり、2017年6月からはDrone Fundの創業者/代表パートナーを、2019年10月からは千葉道場ファンドのジェネラルパートナーを務める。2019年4月より慶應義塾大学SFC招聘教授に就任。小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の国内顧客第1号として話題に。
(千葉 功太郎氏は審査会のみ参加、本カンファレンス及びアワードでの登壇はございません)
○大前 創希氏
Drone Fund 共同創業者/代表パートナー、株式会社クリエイティブホープ 代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学 大学院 教授(デジタルマーケティング)、ドローングラファ(C)
2002年に株式会社クリエイティブホープを創業し、戦略的なWeb/ITコンサルティングにより国内外数多くのプロジェクトを成功に導く。ドローングラファ(C)(2014~)としては、ドローンムービーコンテストでの準グランプリ受賞(2016)や、読売テレビ・ドローン絶景紀行での総合監修(2018)などの活動がある。2017年Drone Fundアドバイザリーボードに就任し、翌年共同代表パートナーに就任。ビジネス・ブレークスルー大学 大学院教授(専門はデジタルマーケティング)
(大前 創希氏は千葉氏の代理として本カンファレンス及びアワードの登壇となります)
「IP BASE AWARD」は、特許庁やスタートアップ業界のプロフェッショナルが登壇する「IPナレッジカンファレンス for Startup 2020」内で表彰式を行います。
表彰式後には、IP BASE AWARD選考委員と受賞者によるセッションを実施いたします。
IPナレッジカンファレンス for Startup 2020
IoT・ハードウェア、AI、5G、フィンテック、へルステック、スポーツテックなどのプロダクト関連事業者の展示交流・ビジネスセミナー「JAPAN INNOVATION DAY 2020 by ASCII STARTUP」の同時開催イベント。
「JAPAN INNOVATION DAY 2020 by ASCII STARTUP」
URL: https://eventregist.com/e/JID_2020?fbclid=IwAR0PtNhr2nkRoijldVxQFhaq44rX7-4fGzu4rhsD0Qzn6SpA2hyCq1K8dUs
IP BASEとは
IP BASEは経済産業省 特許庁が開設した知財コミュニティポータルサイトです。スタートアップにとって不可欠な知財戦略の構築サポートのために、知財戦略に関する基礎知識や支援施策、イベントなどの最新情報を集約しています。スタートアップが「まず見るサイト」、知財専門家と「つながるサイト」として、スタートアップやベンチャー・キャピタル、アクセラレータなどスタートアップのエコシステムを形成する方々と、弁理士や弁護士などの知財専門家の双方が参加するスタートアップ知財コミュニティの「基地」となることを目指して、充実したコンテンツを提供しています。
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