コグナビ杯 レスキューロボットコンテスト2024 競技会本選を8月10日・11日 神戸にて開催
阪神淡路大震災からまもなく30年、未来型レスキューを目撃せよ!
レスキューロボットコンテスト実行委員会と神戸市は、防災啓発と次世代ものづくり人材育成・確保を目的とした「コグナビ杯 レスキューロボットコンテスト2024」競技会本選を、以下のとおり開催いたします。
1.開催概要
コンテスト側から提供された災害シナリオをもとに、レスキューをテーマにしたロボットを製作します。コンテストを通じて、災害現場において「ひと」を救うための「やさしさと技術」を評価・共議します。
過日にオンラインで実施した競技会予選では、主にロボットの移動能力と、その操縦性を動画で評価し、本選出場となる14チームを選抜しました。競技会本選は、1/4スケールの競技フィールドを神戸市内に設置してリアル開催をいたします。競技の様子は、どなたでもご覧いただけます。
日時 :2024年8月10日(土)~11日(日)
開催形式:会場における観覧(リアル)と配信動画の視聴(WEB)のハイブリッド開催
会場 :神戸サンボーホール(神戸市中央区浜辺通5-1-32)
※詳細は下記をご覧ください。
WEB : https://www.rescue-robot-contest.org/
YouTube: https://www.youtube.com/@resconcommittee
本選参加:全14チーム
・RMF rescue(電気通信大学 ロボメカ工房)
・S.S.S.S(学生・社会人合同チーム)
・MCT(松江高専 機械工学科)
・がんばろうKOBE(神戸市立高専 レスキューロボットコンテストチーム)
・QoQ(芝浦工業大学 マイクロロボティクス研究室)
・救命ゴリラ!!(大阪電気通信大学 自由工房)
・K.KNIGHTS(K.KNIGHTS(学生有志チーム))
・大工大エンジュニア(大阪工業大学)
・TASUKE隊(産業技術短期大学 ロボットプロジェクト)
・富ロボレスキュー(富山大学 ロボコンプロジェクト)
・長湫ボーダーズ(愛知工業大学 レスキューロボット研究会)
・レスキューHOT君(近畿大学 ロボット工作研究会)
・レスキューやらまいか(静岡大学 ロボットファクトリー)
・六甲おろし(神戸大学)
2.主催
レスキューロボットコンテスト実行委員会、神戸市
3.事業運営
一般社団法人アール・アンド・アールコミュニティー
レスキューロボットコンテストの見どころポイント!
(1)未来のレスキューを支えるロボット技術を先取り体感!
各チームのロボットが遠隔操作でガレキや階段を乗り越え、ダミヤンという人形を救助します。この競技は1/4スケールですが、遠隔操縦や不整地走破は、実際のレスキュー現場で実装が期待される最先端テクノロジーです。一足先に体感しましょう。
(2)救助ロボットで学ぶ、災害を知り備える体験型イベント!
災害が多い日本では防災を学び、備えることは重要です。本イベントでは、救助ロボットの競技観覧を通じて、防災技術を身近に感じ、また災害について考えるきっかけとなります。併催イベントでは、防災グッズづくりなどの講座や企業展示を通じて、防災・減災の意識を楽しみながら高めることができます。
(3)キミはどんなロボットをつくる?ロボットの研究開発を目指す先輩の活動を見てみよう!
コンテストに登場するロボットは多種多様です。それは主催が設定した「やさしい救助」を実現する方法が、チームによって様々なためです。チームごとに各自でテーマを見つけ、ロボット製作に取り組むという過程に触れることは、ロボットに興味があるお子さんが、将来の進路選択を具体化させるきっかけとなるかも知れません。