冬の肌の自己採点は平均53.5点  夏と冬で異なる実感、冬はメイクの“乾燥くずれ”に注意!  冬、化粧くずれ防止には“うるおうファンデーション”が決め手

「オレンページくらし予報」では、全国の女性を対象に「冬の肌とベースメイク」について調査しました。空気の乾燥注意報がお天気ニュースで流れるころになると、肌にも気になる乾燥問題が発生。さらに、7割以上の人が週に3日以上メイクをすることもわかったこの調査では、意外に知られていない冬肌の問題がクローズアップされてきました。

ダイジェスト

冬の肌悩み1位は乾燥、だが「乾燥しているのにだんだん脂が浮いてくる」と5割が回答
化粧くずれ、夏と冬で異なる実感、冬は脂が浮いてくる“乾燥くずれ”
冬のファンデーションに求める2大機能は「のび」49.3%、「うるおい成分」36.0%

冬のスキンケアのお悩みは?

冬の肌悩み1位は乾燥、だが「乾燥しているのにだんだん脂が浮いてくる」と5割が回答今回の調査で「冬のあなたの肌の調子を採点するなら、平均して100点満点中、何点ぐらいですか?」と、肌の自己採点を聞いてみたところ、回答数790人の平均は53.5点でした。この結果は、決して多くの女性が自分の冬の肌の状態に満足していない、ということを表す事になりそうです。その、自己採点の低さの原因はどこにあるのでしょうか。
「冬の時期、顔のスキンケアについて、お悩みや困りごとはありますか?」という質問の1位はやはり「肌が乾燥する」64.9%。2位の「シワ、小ジワ」42.8%も、乾燥問題が基本にあるからでしょう。縦長の日本列島、西高東低の気圧配置で湿度にも地域差はありますが、低気温で風が強く吹くと肌は乾燥していく一方です。そして「冬のスキンケアで、あなたはどんなことを重視していますか?」では「十分に保湿して、乾燥を防ぐ」81.4%と、ケア面でも乾燥対策を多くの人が実行中の様子です。ところがここに新たな問題が―。「冬に肌は乾燥しているのに、だんだん脂が浮いてくる経験をしたことがありますか?」と聞くと、約半数の49.1%が「経験がある」と回答し、意外に「乾燥しているのにテカっている」という肌悩みを持つ人が多いこともわかりました。寄せられた声の中には「冬は、乾燥しているのにテカってないかと思えば、鼻だけテカテカだったりする」(30代・専業主婦)という声も。

乾燥でメイクが崩れやすい?

化粧くずれ、夏と冬で異なる実感、冬は脂が浮いてくる“乾燥くずれ”

今回の調査の結果、冬、やはり多くの女性は肌の乾燥に困っています。「ふだん、あなたはベースメイク(化粧下地、ファンデーション、BBクリーム、パウダーなど)をしていますか?」と聞くと「ほぼ毎日している」48.2%、「週3~5日している」23.2%、合わせて71.4%の人が週3日以上はメイクをしているという結果になりました。また、「冬場、“肌が乾燥しているとメイクがくずれやすい”と感じますか?」に「とても感じる」と答えた人が29.2%、「ややそう感じる」が44.5%と、程度の差こそあれ、73.7%が「肌が乾燥しているとメイクがくずれやすい」と感じているようです。一般的に、肌の水分量を保つ役割をするという皮脂ですが、肌の水分が乾燥で失われていくと、それ以上の水分減少を防ぐためにさらに皮脂分泌量が多くなっていきます。これは肌の自助努力で、むしろ「乾燥しているから脂が浮く」のです。しかし、脂が浮くと気になりだすのが「化粧くずれ」。「夏と冬では“メイクのくずれ方が違う”と思いますか?」には「とてもそう感じる」・「ややそう感じる」を合わせて84.6%と、多くの人が冬の特徴的な「乾燥くずれ」とでもいうものを実感しています。

冬のファンデーション選びで気をつけていることは?

冬のファンデーションに求める2大機能は「のび」49.3%、「うるおい成分」36.0%
冬は肌が乾燥する、だからきちんと保湿ケアもしている、しかし、じわじわ脂が浮いて、たとえば鼻の頭のファンデーションがはげてくる……。「夏は汗くずれで、冬は乾燥しているところと脂っぽいところのバランスがくずれてファンデーションがよれる感じがする」(40代・専業主婦)、「夏は汗によるくずれ、ポイントメイクがくずれやすい。冬は皮脂によるくずれ。ベースメイクがくずれやすい」(30代・専業主婦)という人と「冬は乾燥しているためファンデーションが肌にくっつかないで、雪崩のようにくずれてしまいます」(40代・その他)という人に大別されますが、いずれにしても、根本の問題は乾燥です。
「冬のファンデーション選びで気をつけていることは何ですか?」では、1位「のびがよく塗り広げやすい」49.3%、2位は「うるおい成分が入っている」36.0%。かさかさの肌にも塗り広げやすく、しかも塗っているだけで乾燥から冬の肌を守ってくれる、高機能のファンデーションが欲しい、と多くの女性が感じていることが明確にされた今回の調査でした。

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アンケート概要
●調査対象:オレンジページくらし予報モニター会員・国内在住、20歳以上の女性(有効回答数790人)
●調査方法:インターネット調査 ●調査期間:2016年12月2日〜12月7日

●「オレンジページくらし予報」について
オレンジページくらし予報とは、オレンジページ社のモニターのなかでもアクティブな会員1万人の声を集めたリサーチ・コミュニティです。当社のモニターには、〈一般女性よりも「食意識」「生活全般に対する意識」が高い〉という特徴があります。くらし予報では、20代後半から50代の生活者が感じていることを引き出します。食意識を軸に対象者を6つのタイプに分類し、調査、比較検討することも可能です。 WEB上でのアンケート調査、キッチンスタジオ「オレンジページサロン」を利用した座談会など、ご相談に応じて展開いたします。

●『オレンジページ』について
失敗なくおいしく作れるレシピ情報が支持され、今年創刊32周年を迎える生活情報誌。30~40代の主婦を中心に幅広い読者層を誇ります。発行部数=325,758部(2016年印刷証明付発行部数)。

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