多摩大学出版会から『多摩学』『近代建築の投影』が刊行されました
≪タイトル≫『多摩学 経営情報学から見た「多摩圏」』
≪執筆者≫
教授 長島 剛(第6章担当)
准教授 野坂 美穂(第5章担当)
准教授 高橋 恭寛(第2章担当)
専任講師 加藤 みずき(第4章担当)
准教授 内藤 旭惠(第7章担当)
専任講師 樋笠 尭士(第3章担当)
≪ISBN≫ ISBN-10: 4893901893
ISBN-13: 978-4893901897
≪発行日≫ 2022年4月4日刊行
内容紹介
本書は、東京都多摩地域(23区以外)と神奈川県全域をあわせて「多摩圏」と独自に定義したうえで、経営情報学の「インフォメーション」、「ジェロントロジー」、 「ネットワーク」という3つの学問的視点から、その全体像を捉えている。
各章では、歴史・交通・コミュニティ・農業・地域金融と工業・宇宙航空産業などの「多摩圏」に関連の深い幾つかの切り口から、それら現状を把握するとともに、地域課題の抽出および分析を試みた。
本書の目的は、多摩学という地域研究と、経営情報学による他地域への応用かつ将来への対応に向けた問題解決策の呈示である。
本学経営情報学部教員6名による共著です。
≪タイトル≫『近代建築の投影 歴史的建造物の光と影』
≪執筆者≫ 内藤 旭惠
≪ISBN≫ ISBN-10: 4893901885
ISBN-13: 978-4893901880
≪発行日≫ 2022年4月4日刊行
内容紹介
本書は、近年注目されるようになった歴史的建造物に焦点を当て、その身に刻まれた謎に迫った内容になっています。
第 1 部は、博士論文である「歴史的建造物保存における CG を利用したディテール情報再現の実証的研究」“Practical Research on Reproduction of Detail Information by using CG in Preserving Historical Buildings”を元に書籍化したものです。三菱一号館と東京大学医学部附属病院内科研究棟のデジタルアーカイブ化を通して、解体することで失われる情報について明らかにしました。
第 2 部は、論文執筆にあたり、各地の明治・大正・昭和初期における歴史的建造物保存の状況を調査しました。その際に、知り得た建造物に隠された歴史や物語を紹介しています。
その建造物で何があったのか、そして、その建造物で、どのような物語が展開していったのか感じ取ってもらいたいと考えています。