ユビタス、Smart Surgery社の医療ロボットの手術トレーニングに VRストリーミング技術を提供

株式会社ユビタス(以下、ユビタス)は、クラウドゲームとメタバース関連のソリューションを提供し、Smart Surgery社のVR手術シミュレーションアプリ「術前トレーニングシステム」をサポートします。Smart Surgery社は、MEDICAL TAIWAN 2023 展(12月1日～12月4日)で製品のデモンストレーションを成功させました。

来場者がVRで手術シミュレーショントレーニングを体験中。

医療ロボットでもっとも有名な「ダヴィンチ」のような高度な手術を行うには、医学生だけでなく医師も十分なトレーニングが必要になります。病院や医学教育センターにしかないトレーニングシミュレーターは、場所を取る上に移動が難しく、ロボット手術の練習にかかる時間や費用、そして、現在の訓練のニーズに応えることも困難です。上記のような、外科手術トレーニングの問題を解決するためにSmart Surgery社が開発した「術前トレーニングシステム」は、3D臓器モデルを搭載したVRデバイスの使用とインタラクション操作により、医師や学生に高い没入感を与え、低価格で外科手術トレーニングを実現しました。ユビタスのソリューションにより、Smart Surgery社はデバイスのパフォーマンスを気にすることなく、オールインワンのVRデバイスで高精細な3D解剖モデルをストリーミング配信することができます。また、AIシステムにより、初心者や研修中の外科医がより正確に臓器の位置を判断できるようになりました。

手術シミュレーショントレーニングシステム内は器官の情報を表示します。

Smart Surgery社のCEOは、Microsoft Accelerator Programを介したユビタスとの協力は、Smart Surgery社にとって大きな一歩であると述べました。私たちが開発したシステムとビデオをクラウド上に置くことで、すべての医師がクラウドを介してダウンロードできるようになります。将来のトレーニングは、病院やシミュレーションセンターだけではなく、医師の要請があればどこでも行うことができます。クラウドプラットフォームの発信が全世界に届けることが、私たちの希望です。

「画期的な医療教育・トレーニング製品に参加する機会を得たことは、非常に期待しております。医師や医学生は、トレーニング期間中にSmart Surgery社のシステムを使用して、より便利な方法で外科手術を練習することができます。私たちはロボット手術の精度と親しみやすさが大幅に改善されると信じています。患者にとっても大きなメリットです。」

ユビタスは、世界最高のGPU仮想化技術とクラウドストリーミングプラットフォームを運用し、その高度な技術を通じ、優れたユーザー体験の提供に専念しています。ユーザーがブロードバンドネットワークに接続している限り、スマートフォン、タブレット、ゲームコンソール、スマートTV、パソコンなどの様々なデバイスで、AAAタイトルのゲームを楽しむことができます。
現在ユビタスでは、クラウドゲームに関心のある国内外のゲーム会社をサポートするために、包括的なGDK(ゲーム開発キット)を使用し、市場投入まで短期間で行える「オンボーディングソリューション」を提供しております。世界中の通信事業者、オンラインサービスプロバイダー、ゲームパブリッシャーなどと幅広く提携をしています。