世界初「トイレ後付型分析デバイスを使った健康チェックサービス事業」、一般家庭導入モデルの実証実験を実施

～福岡市、福岡地域戦略推進協議会等の協力のもと福岡市一部地域で検証～

2017-09-07 14:00

サイマックス株式会社(以下サイマックス、代表取締役社長：鶴岡マリア)は、世界初(*)の「トイレ後付型デバイスを使った健康チェックサービス事業」の一般家庭導入モデルの実証実験を、福岡市(市長：高島宗一郎)、福岡地域戦略推進協議会(以下 FDC、会長：麻生泰)、アイランドシティの住民の方々の協力のもと、2017年8月より開始いたします。地域でのデバイス展開やメンテナンスなどの運用は、NTT西日本グループの株式会社NTTフィールドテクノ(以下 NTTフィールドテクノ、代表取締役社長：猪俣貴志)と共同して実施いたします。

*2017年8月現在、当社調べ。

「トイレ後付型分析デバイスを使った健康チェックサービス」とは

このデバイスは、簡単に自宅や施設のトイレに設置でき、自動で尿の成分分析を行います。利用者は、専用アプリを用いてスマートフォンからいつでも分析結果を見ることができ、日頃の健康管理に役立てていただけます。

一般家庭導入モデルの実証実験の概要

・本実証実験の背景と目的
サイマックスは、オフィス向けに提供してきたこのサービスを、一般家庭でもご利用いただけるようにすることで、日ごろの健康チェックを通してご家族全員の健康増進を支援し、健康面からの地域活性化に貢献するモデルを作ることが目的です。

・本実証実験の具体的内容
(1) 本プログラムは、これまで企業のオフィス向けに提供してきた、デバイスを活用して日常的に尿の生化学分析を行い、その結果をスマートフォンに通知するサービスを、一般家庭向けに提供し、その使用感についてのアンケートをお願いするものです。
(2) 本プログラム参加者の方にはプログラム期間中、デバイスとサービスを無料でご提供いたします。期間中にご協力いただくWEBアンケートを元に、一般家庭向けサービスとしての改善を行ってまいります。
(3) 本プロジェクトを通してエリアとしての健康意識を高めることで、健康意識が高い住民が多く住むエリアとしてアイランドシティのブランディングへつなげることができます。

※本実証実験は、福岡市と福岡地域戦略推進協議会が主催する、2016年度の「福岡市実証実験フルサポート事業」で優秀賞として採択され、両者による実証実験フィールドの斡旋や地元調整の結果、実現いたしました。
なお、地域でのデバイス展開やメンテナンスなどの運用は、サイマックスと、NTT西日本グループの株式会社NTTフィールドテクノが共同して実施いたします。

福岡市実証実験フルサポート事業とは

独自の技術やアイデアを活用したプロジェクトを全国から公募し、実用化に向けた検証のため、公共施設等の場の提供や費用の一部助成などのサポートを行う事業です。

福岡市とケア・テック・ベンチャー

「福岡100」の発表記者会見にて、「ケア」の領域でチャレンジを行うケア・テック・ベンチャーとしてご紹介いただきました。

関係者の皆様からのコメント

関係者の皆様から頂戴したコメントを2つ、ご紹介いたします。

福岡市経済観光文化局　創業・立地推進部　新産業振興課　課長　石井隆之様
「健康チェックサービス事業に関するプロジェクトがスタートすることになりました。このプロジェクトを通して福岡市発の新しいサービスの創出などにつながることを期待しております。」

福岡地域戦略推進協議会　事務局長　石丸修平様
「本実証実験は、当協議会のほか、福岡市と地域の自治協議会等のご協力によって実現した、まさに産官学民の連携の進んだ福岡だからこそできる実証実験だと認識しています。この実証実験を通じたサービス展開により、多くの方々が健康的な生活を享受できる社会の実現に寄与することを期待しております。」