インタラクティブQRコードおよびRFIDパッケージングの世界市場、2013年に40億1,000万米ドル到達へ
株式会社グローバルインフォメーションは、Visiongainが発行した調査レポート「Global Interactive Packaging Market 2013-2023 (世界のインタラクティブパッケージング市場:QRコードとRFIDによる未来型高機能パッケージ)」の販売を開始しました。
パッケージング業界は不況の影響を大きく受けていますが、インタラクティブパッケージングの市場は最新技術や製品の向上により大幅に前進しています。世界的にみて、インタラクティブパッケージングは成熟市場、新興市場で大幅な成長が期待されます。成熟市場では技術的発展がもたらす成長による恩恵を、新興市場では広くアジア、アフリカ、南北アメリカで急激に拡大するパッケージング市場に加え、新技術の流入による恩恵を受けると見られます。Visiongainでは、インタラクティブQRコードとRFIDパッケージングの世界市場は、2013年に40億1,000万米ドルに達すると見込んでいます。
不況が様々な種類のパッケージングに対する需要に影響を与える一方で、環境問題、消費者のニーズの変化、高い可処分所得、パッケージング製品の改良が、インタラクティブパッケージングの成長につながっています。Visiongainでは、世界のインタラクティブパッケージングの市場、特にインタラクティブQRコードとRFIDパッケージングの市場は、飲食品から医薬品、ケア用品、日用品に至るまで、パッケージング分野で導入される技術の拡大と相まって、大幅な成長を遂げると予測しています。
新興経済圏は今後も堅調な成長を続け、持続可能で軽量な、ユーザー目線の改良型パッケージング製品への需要を、今後10年は活性化する見込みです。一方で西洋の先進経済圏では、インタラクティブパッケージングを活用し、そのコンセプトをパッケージングのソリューションと結びつけると考えられます。インタラクティブパッケージングの最大の利用者は飲食品市場で、衛生性と情報の流通がその理由です。医薬品分野も今後強い成長が予想される一方、日用品やケア用品は、似たような動向になると見られます。
インタラクティブパッケージング市場、特にインタラクティブQRコードとRFIDの技術的焦点は、この分野がそもそも持つ発展性により、今後も成長を続けると見られます。従来のパッケージング市場が、コスト効率性や劇的な代替品の登場による特定の素材の置き換えといった、今後の市場動向にまつわる問題に直面している一方で、インタラクティブパッケージングは継続的な成長を続けています。
市場調査レポート: 世界のインタラクティブパッケージング市場:QRコードとRFIDによる未来型高機能パッケージ
Global Interactive Packaging Market 2013-2023
http://www.gii.co.jp/report/kt271062-global-interactive-packaging-market.html
出版日: 2013年05月17日
発行: Visiongain
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