工程管理・プロジェクト管理ツール「SynViz S2」、 組織・部門を跨るプロジェクトに有用な管理機能を強化した 最新バージョンの提供を開始
~一括取得APIをサポートし、BIツールとのデータ連携により高度な分析を実現~
株式会社日立ソリューションズ東日本(本社:宮城県仙台市、取締役社長:八田 直久)は、工程の一元管理および基幹システムや表計算ソフトなど関連システムとのデータ連携が可能な「プロジェクト管理統合プラットフォームSynViz S2(シンビズ エスツー)」に新機能を追加した最新バージョン「SynViz S2 2.6」の提供を開始します。
「SynViz S2 2.6」では、アクセス権限や版管理機能を強化したほか、SynViz S2に蓄積されたプロジェクトのデータを一括で取得できるAPIをサポートしました。
製造業における設計・開発業務では、全体大日程に基づき、様々なプロジェクトが複数の部門にまたがって同時進行するため、管理者がプロジェクトの最新状況を常に把握し、状況の変化に応じて臨機応変な対応をする必要があります。そのため、管理者が最新の日程を把握し、関連するプロジェクトの計画を調整するには、必要な情報をすぐに把握し変更に対応できる環境が整っていることが重要になります。
こうした背景のもと、最新バージョンでは、複数プロジェクトを横断する管理者に有用な機能を強化。これまで日程は更新した時点で参照者が確認していましたが、管理者が承認した日程のみを社内公開することが可能となりました。また、アクティビティチャートでマイルストーンを表示することが可能になり、複数プロジェクトを跨った日程管理を可能としたほか、リソース別ガントチャートにチーム・グループを表示することを可能とし、リソース割当の段階的詳細化がより容易になりました。
さらに、「SynViz S2」に蓄積されたプロジェクトのデータを一括で取得できるAPIをサポートしました。これによりデータをBIツールなどへ連携させることが容易になり、より高度な分析や報告が可能になりました。
新バージョンの特長
(1) 参照者には確定した日程のみを公開可能に
日程編集の権限を持たず、参照または実績を登録するだけのメンバーには確定日程のみを公開することが可能になりました。日程計画の変更・確定に伴う情報統制をより厳密に行うことが可能になります。
(2) リソース別ガントチャートにチーム・グループの割当を表示
リソース別ガントチャートにチームやグループの割当を表示できるようになりました。リソース割当の段階的詳細化がさらに容易になり、配下のリソースへの割当変更操作がよりスムーズに行えます。
(3) 一括取得APIオプションによりSynViz上の大量の日程データを利活用可能に
「SynViz S2」に登録された工程計画・実績やリソース割当情報をダウンロード可能になりました。従来のWeb API(REST)では取り扱いの難しかった、数百万レコードにのぼる大量データが、新しいAPI方式によって安定的に処理が可能になります。さらに、BIツールなどと連携し「SynViz S2」の日程情報データを活用し、稼働率や生産性の評価や予実差異分析といった統計解析が可能になります。
「SynViz S2」について
「SynViz S2」は、工程表の自動展開、編集、成果物登録などの基本的なプロジェクト管理の機能に加え、業務ポータルによりプロジェクトに関連したデータの統合管理を実現します。また、Web環境での機能・操作性を一層高めたほか、コストや生産性などのプロジェクト管理指標の統合管理、APIの充実による容易なアドオン開発、既存システムや表計算データとの連携を可能にしています。課題として挙げられることの多い、プロジェクトで発生するデータの二重入力の負荷も大きく軽減されます。複数の工程管理ツールと連携した利用など、現場に合わせた柔軟な運用が可能です。
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電話 : 044-210-1906(ダイヤルイン)
E-Mail: hse-info@hitachi-solutions.com