【豊橋技術科学大学】スタートアップ推進室の設置

~方針と今後の活動に関して~

概要

本学はこれまで、Tongali(Tokai Network for Global Leading Innovation)に参画し、様々な活動を行ってきましたが、この度、スタートアップ支援とアントレプレナーシップ教育を一体的に取り組み、活動を活性化させるため、2024年8月1日に新たにスタートアップ推進室を設置しました。
2022年1月4日に岸田首相が「スタートアップ元年」を宣言以降、国家予算を投入し、その重要性は益々高まっています。その中で本学は、これまでの成果と大学の強みである産学連携や共創により、スタートアップ活動を通して未来を創造し不安定な時代を切り拓く人材の育成に力を入れていきます。

スタートアップ推進室長の土谷 徹准教授

詳細

新たに設置した「スタートアップ推進室」においては、社会実装を目指したスタートアップ活動やアントレプレナーシップ教育を通し、
◆スタートアップ・エコシステムの構築
◆未来を創造し時代を切り拓く学生の育成
◆学生の新たなキャリア形成支援
を目的とし、起業のみならず、民間企業などにおいても時代を超える産業や事業創出に向けて取り組む学生の育成にも力を入れていきます。
産学共創など、地域一体となって新規事業やスタートアップの創出、研究・技術シーズの社会実装に向けた体制・基盤作りに邁進し、「できない」と思っていた創造の世界を、人とテクノロジーを集結させることで実現するようなマインドも創り上げたいと考えています。
また、本推進室には学生部会も設置します。学生をはじめとする若年層と交流し様々な問題の解決、時には支援活動を行うようなコミュニティの構築も検討しています。特に、高専生の主たる受入校である本学には、悩める高専生からの声も多数聞こえてきています。体制などの詳細は、本学高専連携地方創生機構と協議し、学生たちとも検討を重ね、構築する予定です。

今後の展望

今後は、芸術系大学との連携を積極的に進め、未来創造力やアイデア創造力を深化させ、新たなテクノロジーで課題解決を行うビジネスアイデアを生み出します。そして、研究シーズを社会実装することで「スタートアップ・エコシステム」の構築に貢献します。

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