叶匠壽庵の梅狩りイベントが6月14日から開催！

～滋賀の自然や梅の恵みを楽しんで～

2025-06-10 10:00

和菓子屋株式会社叶匠寿庵(本社：滋賀県大津市、代表取締役社長：芝田冬樹)は、本拠地「寿長生の郷(すないのさと)」にて、恒例の梅の収穫体験イベント『梅狩り』(2024年度参加者：2280人)を2025年6月14日(土)～6月29日(日)まで開催いたします。梅林に実る大粒の「城州白(じょうしゅうはく)」を収穫した後はそのままお持ち帰りいただき、ご家庭でジャムや梅酒、シロップ作りなどをお楽しみいただけます。

『梅狩り』収穫体験イベント概要

[日程]　　　 2025年6月14日(土)～6月29日(日)
　　　　　　 ※水曜定休日
　　　　　　 ※気候状況により梅の収穫時期に変動があった場合、
　　　　　　日程を変更・中止する場合がございます。
[時間]　　　 10:30～16:00(最終受付15:15)
　　　　　　 ※雨天の場合、開催時間を変更・中止する場合がございます。
[料金]　　　 1kg 税込1,800円(100g追加ごとに＋180円)※現金払いのみ
[場所]　　　寿長生の郷(滋賀県大津市大石龍門4丁目2-1)内梅林
[問い合わせ] 077-546-3131
[特設ページ] https://kanou.com/gnaviplus/year/umegari/

梅にまつわるイベント開催

●梅狩りグランプリ(参加無料)
制限時間内に収穫した5粒の梅の重量で競っていただきます。
[こどもの部]　6月15日(日)13:00～14:30(小学生対象、先着50名)
[大人の部]　　6月22日(日)13:00～14:30(中学生以上、先着70名)

寿長生の郷と「城州白」について

1985年開苑の寿長生の郷では、菓子原料となる梅や柚子を敷地内で育てています。特に「城州白」は、京都・青谷地域などでわずかに栽培される希少な梅で、大粒で果肉が厚く、桃のような芳醇な香りが特徴です。この梅は、人気銘菓「標野(しめの)」などに使われる梅酒の原料として、自社の梅蔵で加工されます。現在、寿長生の郷には9品種・約700本の梅の木があり、その中でも「城州白」が最も多く植えられています。

［寿長生の郷の敷地面積］　6万3,000坪(208,264.46m2)
［梅林面積］　　　　　　　4,507.25坪(14,900m2)
［うち城州白の敷地面積］　4,053.50坪(13,400m2)

城州白の生育状況と今年の予想

梅雨入り前の現在、城州白は順調に生育中です。今後6月下旬から7月初旬にかけて、2Lサイズ(約30g、直径4cmまで)、最大で3Lサイズ(約40g、直径4～4.5cmまで)まで育つ見込みです。収穫量は不作であった2024年(約6.5トン)の約2倍となる、10～12トンを見込んでおり、2023年以前の収穫量並みに戻ると予想されています。

自然との共生を目指して

大津市大石龍門の里山に開いた寿長生の郷は、実際にあった集落とその周辺環境を活用して運営しております。これまで同地ではヒツジグサ・イチモンジタナゴのような滋賀県レッドデータブック2020年版に掲載されている希少種・絶滅危惧種の動植物や、ニホンミツバチといった日本の固有種など、里山の多様性と健全な生態系を守り、自然資源を持続的に活用するための環境保全にも力を入れてきました。その活動が認められ、「生物多様性の保全が図られている区域」として寿長生の郷は2023年、環境省より「自然共生サイト」に認定され、また2024年には滋賀県の「しが生物多様性取組認証」三つ星を更新いたしました。
地域の生態系と共にある持続可能な農業の場として、梅の収穫体験を通じて、自然との調和と共生を伝えてまいります。