IGS、経済産業省『「未来の教室」実証事業』に採択 MaaSを題材としたSTEAM教育のプログラム構築に加え、 モデル校の能力変化を横串計測するツールとして AI技術を活用したGROWが選定
Institution for a Global Society 株式会社(本社・東京都渋谷区、代表取締役社長・福原 正大、以下 IGS)は、このたび、経済産業省「未来の教室」実証事業に採択されましたのでお知らせいたします。
経済産業省「未来の教室」事業では、経済産業省は、未来を見通しにくい時代を生きる子ども達一人一人が、未来を創る当事者(チェンジメイカー)に育つための学習環境を構築するために、昨年度より実証事業に取り組んでいます。
(経済産業省 ニュースリリース)
◆実施概要
- MaaSを題材としたSTEAM教育のプログラム構築
講座実施前に、各生徒の現状の資質・能力をビッグデータとAIで評価(「Ai GROW」)、講座終了後に効果測定を行います。
・年間を通じた文理融合指向のSTEAM教育プログラムの開発(3プログラム)
今年度のプログラム開発のポイントはMaaS人材に必要な能力のうち、批判的思考力、創造性、柔軟性、論理的思考、デザイン思考(課題発見・定義・環境理解・共感・分析)をターゲットとしています。また、STEAMスキルとしては数学・統計的思考、トレードオフ、リスクマネジメント、データ分析の部分の成長を目標に設計しています。
プログラム(1) 「自動運転は社会を変える?」(文理融合型プログラム)
情報を数理科学的に読み解く方法を学ぶと同時に、自動運転の設定の在り方や将来の法律についても考える時間を持ちます。確率・統計学的学びと倫理・法律的学びを得た後、自動運転を推進する立場となった場合、様々な価値観がある社会においてどう合意形成を図るかを考えていくプログラムです。
気質(BIG5)は以下がわかります。
外向性-内向性、開放性-保守性、繊細性-平穏性、誠実性-快楽性、協調性-独立性
今回測定するコンピテンシーは以下です。
課題設定、論理的思考、疑う力、創造性、個人的実行力、自己効力、決断力、耐性、表現力、
柔軟性、共感・傾聴力、影響力の行使、地球市民
測定対象のモデル実証校
長野県立坂城高等学校、武蔵野大学中学校、千代田区立麹町中学校、袋井市立浅羽北小学校
◆本プロジェクトの大学入試や高校教育における応用可能性
2020年度の大学入試から非認知能力の評価が加わることが決定している中、大学入試における評価データとして、また高校において将来のキャリア希望を踏まえた上での非認知能力を養成する最適なPBL構築に応用することが可能となります。
IGS(Institution for a Global Society)株式会社
所在地 :〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-3-18 広尾オフィスビル7階
設立 :2010年5月
資本金 :98,000,000円
(主要株主:東京大学エッジキャピタル、
東京理科大学インベストメント・マネジメント、
慶應イノベーション・イニシアティブ、
みやこキャピタル、ウィザス、河合塾)
事業内容:教育事業、HR事業、海外事業