フェムトセル、2015年までに3,940万台へ
株式会社グローバル インフォメーションは、イダテが発行した報告書「Femtocells The World Femtocells Market 2011-2015 (4th edition) (世界のフェムトセル市場:2011-2015年(第4版))」の販売を開始しました。
イダテの当報告書では、フェムトセル市場の最新動向を紹介しています。フェムトセル市場は、新たなODM&チップセットベンダーの参入や、企業や公共アクセスといった形態の新たな市場の出現により、再び勢いを取り戻しています。大衆市場への普及が進み、2015年までには設置ベースが3,940万台に達する見通しです
「スタートはゆっくりでしたが、フェムトセルサービスを開始したオペレーター数は、南北アメリカ、アジア太平洋、欧州、中東アフリカの各地域で急速に増えています。」とイダテの無線技術・スペクトル分野の責任者、Frederic Pujolは話します。「私たちのチームでは、世界におけるフェムトセル・アクセスポイントは2015年までに累計で3,940万台設置され、2011年から2015年までの複合年間成長率は71%になると予測しています。」
フェムトセルベンダーは急速な変革時期を迎えています。当初、ip.access、Ubiquisys 、Airvanaといった小規模の専門ベンダー数社によってこの分野は占められていましたが、もはやそのような状況ではありません。今やAlcatel-Lucent、Cisco、 Hitachi、Huawei、NEC、Nokia-Siemens Networks (NSN)、Samsung Electronics and ZTEといった主要通信機器ベンダーがこの市場に参入しています。
さらに、主に台湾を拠点とするフェムトセルODMの出現がフェムトセル産業を揺るがしています。これらのベンダーは、オープン・スタンダードの恩恵を受け、さらに量産化が進めば、価格の下落をもたらします。
フェムトセルチップセット部門でも、Picochipが市場を先導しているものの、有望な競合が増え、Broadcom、Texas InstrumentsおよびQualcommがこの分野に多くの資源を投入しています。
世界のフェムトセル市場:2011-2015年(第4版)
Femtocells The World Femtocells Market 2011-2015 (4th edition)
http://www.gii.co.jp/report/iu205719-femtocells-world-femtocells-market-2011-2015-4th.html
出版日 2011年07月
発行: イダテ
【本件に関するお問合せは下記まで】
株式会社グローバルインフォメーション
Tel:044-952-0102
e-mail:jp-info@gii.co.jp
URL:http://www.gii.co.jp/topics/TL02_jp.shtml
〒215-0004
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F