【皆の知らない真実】犬のご飯を毎日変えることの悪影響を解説!
毎日同じドッグフードやご飯を愛犬に食べさせ続けていると、たまには違うものをあげたいと思うひとが多いと思います。
しかし、犬にとってドッグフードやご飯を変える必要はないのです。
むしろコロコロ食べるものを変える事で、愛犬の体が不調になる可能性があります。
そこで今回の記事では、その悪影響について解説していきます。
1、愛犬の体に及ぼす悪影響と飼い主が困ってしまうこととは?
胃や腸への負担が大きい
犬は、人と違って食べたものを消化することがあまり得意ではありません。
そのため時間をかけて胃や腸が消化できるよう慣らす必要があります。
つまり急に普段と違う食べ物を食べると慣れていないことで消化不良を起こしやすく、内臓への負担が大きくなるということです。また飼い主としても愛犬の体に合ったものを見つけることが大変です。また限られた食材でバリエーションを出すことはかなり大変なので、オススメしません。
それに犬のことを考えると、普段と変わらないものを日々与えるほうが健康にはいいのが事実です。
病気になったときに原因が分かりにくくなる
犬は人と同じように食べたものに対してアレルギー反応を示します。アレルギー反応の原因の多くは食べ物に由来していることが多いので医師はよく食べ物について確認します。しかし毎回違う食べ物を与えていると、どの食べ物が愛犬の健康を害したのか分からなくなってしまうのです。
反対に、毎日同じご飯でたまに違うものを与えた時に体調を崩せばその食べ物が原因とすぐ分かり薬を処方し対応可能です。
好き嫌いの差が大きくなる
毎日食事を違うものにすること自体は、豊かな食生活を送っている様に見えます。しかし犬は人と違って理性的ではありません。
そのため、違うものを与えても嫌いなものは一切口を付けず好きなものだけ食べるようになってしまうのです。
そして飼い主からするとショックですが、犬には食事の味を楽しむ気持ちはありません。だから毎日同じ食事でも全く構わないのです。また犬にとって食事というのは生きるために食べるものがあればいいという感覚しかありません。
中でも、元々食事量が少ない犬程、好みが強く出やすくなり毎日違うものを出しても口にしなくなることが多いため毎回同じものを出すほうが良いです。
他にも飼い主が食べている食事を欲しがるように声を出すことがあると思います。その行動の意味は、嗅覚を刺激されたことでお腹がすいて興味を持ったというだけです。つまり欲しいからねだっているわけではなく、刺激に対して反応してしまっただけということです。
お金がかかってしまう
飼い主側から見たデメリットはまさにこれです。人の食事でもそうですが、毎回違うものを出していてはお金がかかりすぎてしまいます。
愛犬にとって食事は生きる(健康)ことを維持するための手段でしかありません。好き嫌いが強くなり食べなくなると健康を損なうので慣れたいつもの食事を出し続けることがいいでしょう。
2、愛犬のご飯を違うものにするときどうすればいいのか?
手作りよりもドッグフードが良い
犬のご飯は毎日でも良いことは伝わっていると思います。
それでもご飯の内容を変えるなら、ドッグフードをオススメします。
というのもドッグフードは栄養やアレルギーに考慮したものが多いので新しいものを食べても体調を崩さないことが多いからです。
新しい食べ物は時間をかけて少しずつ与える
ご飯を変えるときには、1週間ほど期間を設けてください。
またすぐに全部新しいドッグフードに変えるのではなく、今までのものを食べつつ、少しずつ新しいドッグフードを与えるようにしましょう。
そうすることで、ドッグフードに慣れてくれて前のドッグフードを与えなくても同じ量食べてくれるようになります。
まとめ
犬にとって食べ物を変えられることはストレスになりやすいので注意が必要です。
それでも健康を考慮して変えないといけないときがあると思います。
そんな時には、ドッグフードを少しずつ与えて時間をかけて体調を整えるようにしてください。