ウンチ付きの紙おむつを保育所から持って帰りたい保護者は●●人? 紙おむつの持ち込み、持ち帰りを無くした日本初の自治体 奈良県三宅町の公立園でアンケートを実施しました。

保育所向け「手ぶら登園」を運営するBABYJOB株式会社は、奈良県三宅町(町長:森田浩司)にある町立三宅幼児園の保護者に対し、紙おむつの持ち込み・持ち帰りを無くしたことに関して、アンケートを実施いたしましたので、結果をお知らせいたします。

2020-12-09 08:00

<アンケート概要>

・調査対象:紙おむつを利用する子どもを三宅幼児園に通わせる保護者
・調査方法:紙面
・調査期間 : 2020年10月下旬 – 2020年11月上旬
・回答数: 37件
・調査主体:三宅町・BABYJOB株式会社

<アンケートの背景>

2020年7月1日より、奈良県三宅町は、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、当社の展開する保育所向け紙おむつ定額制「手ぶら登園」を、全国の公立園で初めて導入することで、紙おむつの持ち込みを一切無くしました。同時に、三宅町では使用済紙おむつの園内廃棄を開始し、保護者は使用済紙おむつを持ち帰る必要がなくなりました。

今回、紙おむつの持ち込み・持ち帰りをする必要が無くなった保護者に対してアンケートを行い、三宅町の今回の政策に対する保護者の満足度を調査いたしました。

<アンケート結果サマリー>

・紙おむつ/おしりふきの持参が無くなったことに対して、100%の保護者が満足しており、紙おむつを積極的に持参したいという保護者は一人もいなかった。

・満足している大きな理由としては、「名前を書く必要がないこと」・「忘れる不安がないこと」・「登園時の荷物が減った」ことが挙げられる。

・使用済の紙おむつを園で廃棄することについても、100%の保護者が満足しており、ウンチ付の紙おむつを持ち帰りたい人は一人もいないことが分かった。

・「使用済紙おむつを持ち帰って確認し、健康状態の管理に役立てる」という、持ち帰りを推奨する根拠は、保護者の生活実態と大きく乖離していることが改めてアンケートから浮き彫りになった。

<アンケート結果詳細>

【質問①】紙おむつ・おしりふきの準備・持参の必要がなくなったことについて 

97%の保護者が「とても満足」と回答。
不満・とても不満と回答した人はゼロ名。
紙おむつを積極的に持参したい方は一名もいないことが分かりました。

【質問②】紙おむつの準備・持ち込みが不要であることに満足している理由

三宅町負担で当社サービスを導入しており、保護者の金銭負担は無いため、金銭的負担が減ったことに対する満足度が高い。
一方で、金銭面と同等以上に「名前を書く必要がないこと」や、「忘れる不安がない」、「荷物が減ったこと」に満足しています。
準備や持参の手間という「時間的・物理的なストレス」や忘れないようにしないといけないという「精神的なストレス」を保護者は感じていることが伺えます。

【質問③】使用済の紙おむつの廃棄について

全ての方が、とても満足・満足と回答しており、不満・とても不満を選択した保護者はいなかった。
ウンチやおしっこの付いた使用済の紙おむつを持ち帰りたい方はいないことが分かった。

【質問④】園での使用済の紙おむつの廃棄に満足している理由

衛生面はもちろんのこと、持ち帰る手間、自宅で廃棄する手間が無いことに対して満足していることが分かりました。

【自由記述】

<持ち込みが不要になったことに関して>
✔ おむつの準備のし忘れでバタバタしなくてよくなった
✔ 家でも使うのでおむつを持って行かない方が助かる
✔ オムツの費用負担があっても良いので持ち帰り無しを継続して頂けたら嬉しい(町外の方から三宅町はすごく良い取り組みをされていますね。と言われました)

<持ち込みが不要になったことに関して>
✔ ウンチを持ち帰る時にニオイが気になった時があったので。
✔ 衛生面の観点からオムツの持ち帰りが無くなった事は大変有難いです。
✔ 夏になるとすごくカバンの中がにおっていたのが無くなった。

<アンケート結果に対する森田町長のコメント>

三宅町長:森田浩司

私自身も、2020年に第一子が生まれ、ちょうど離乳食が始まっています。使用済の紙おむつをまとめる家事は私の担当なのですが、臭うこともあり、勇気のいる作業であることを日々感じているため、園内廃棄に対する保護者の満足度が高いことよく理解できました。
またそれ以上に、持ち込み不要に対する保護者の満足度が高く、少しでも登園するときの準備する物を減らしていくことが子育ての支援につながることが分かり、今後の子育て政策に反映していければよいと考えています。

<導入した園の三宅幼児園のお声>

おむつに書かれた名前を確認する必要がなく、在庫もまとめて管理することになったので、時短になりました。足りなくなった時に保護者にお声がけすることもなくなりました。
初め『手ぶら登園』のお話を伺った時、保育士の負担が増えるだろうかと少し心配になっていましたが、業務にかかる時間が短縮でき、おむつの取り間違いという混乱もなくなったので、とても助かっています。

<手ぶら登園サービスについて>

手ぶら登園サービスの公式Webサイト(https://tebura-touen.com/

日本の多くの保育園では、保護者様がご自宅から、オムツ1枚1枚に名前を書いて、毎日5~6枚程度保育園に持って来ることになっています。「手ぶら登園サービス」はユニ・チャームの紙おむつが、直接、保育園にお届けされるため、保護者は自宅からオムツに名前を書いて持参する必要が無くなる、というサービスです。

保護者は、園に持って来る荷物が減り、心にゆとりを持って登園・降園ができるようになります。
また、園では、オムツの個別管理が無くなるため、おむつ替えの業務の効率化につながり、より丁寧な保育を、お預かりしているお子様たちに提供することが可能になっています。
日本全国で30以上の都道府県でサービスが導入されています。

【BABYJOB株式会社 会社概要】
◆所在地 :大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号
◆手ぶら登園サービス公式Webサイト:https://tebura-touen.com/
◆代表者:代表取締役 灘広樹
◆事業内容:保育所サポート事業、子育て支援事業

【本データの引用について】
本調査結果データを一部引用・二次利用等される場合は、「BABYJOB社手ぶら登園調べ」と表記をお願いします。
その他ご不明点や調査に関する詳細は、下記よりお問い合わせください。

【本リリースへの問い合わせ先】
E-mail : mama@baby-job.com 
Tel : 0120-01-8841
担当:ヒラノ

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