被災者支援団体ツナミクラフト、 「被災地をつなぐさをり織り 2022年活動募金」を開始
~“さをり織り”を熊本、香港、和歌山などで展示予定~
被災者支援団体ツナミクラフト(兵庫県西宮市 代表:東山 高志)は「被災地をつなぐさをり織り 2022年活動募金」の募集を開始しました。
「被災地をつなぐさをり織り」は、たて糸は被災地、よこ糸はみなさんということで、たて糸を持って各地を巡回することで、被災地と共同制作を行い、次々と起こる様々な災害の被災者と作品を共同制作をすることで、被災地との新しい関係づくりなどを行います。
2013年12月4日の東日本大震災1,000日目に、岩手、宮城、福島の三県からプロジェクトを開始し、その後、タイのスマトラ島沖地震津波被災地、ネパール、米国など海外3か国、19都道府県でワークショップを実施。2015年1月17日の阪神淡路大震災20年目の日に、兵庫県神戸市にて布の総延長が東日本大震災にちなんだ311mを突破しました。
その後もプロジェクトは継続し、各地で展示及びワークショップを実施。2021年11月5日の「世界津波の日」には、和歌山県広川町「稲むらの火の館」で、20都道府県目となり、現在は総延長が500mに届きそうな状態になっています。
今年度は、5月に熊本、9月に香港での展示とワークショップの実施が決定しており、そのほかに和歌山県などで実施を予定しています。
●募金先
振込先
郵便振替 00150-9-391101 ツナミクラフト
ゆうちょ銀行 〇一九 店(ゼロイチキユウ店) 当座 0391101 ツナミクラフト
また、5月1日より、タイの児童養護施設の子どもたちの絵を購入するかたちの募金を開始します。これは、ツナミクラフトの活動支援とタイ王国パンガー県の児童養護施設「バーンターンナムチャイ」の支援になります。コロナにより海外からの来訪者が減り、児童養護施設への寄付が減っております。
ツナミクラフトでは毎年スタディツアーで訪問することで児童養護施設の支援をしてまいりましたが、昨年は実施できなかったため企画いたしました。
●使用用途
- 熊本遠征
5月14日、15日に熊本市内中心部で実施する「世界フェアトレードデー2022 in熊本」の一環として「被災地をつなぐさをり織り」の展示及びワークショップを実施します。
今回、熊本で実施することになった背景は、熊本地震から6年が経過し、昨年度末に多くの公的支援が終了。民間同士で、助け合いながら、残された問題の解決をしていかないといけないステージになっていることとその解決方法のヒントとしてフェアトレードは有効です。2011年6月にアジア初のフェアトレードシティ(世界で1,000都市目)として認証された熊本市で実施することで、ふだんのくらしの中で、ひととの繋がりの中で、様々な問題解決をすることを知ってもらおうと、ジョイントして実施することとなりました。
当日のたて糸は、岩手県の大槌はた織連合会が用意したものです。また、大きな水害があった人吉や海底火山噴火による災害にあったトンガなど、様々な繋がりをする催しとなっています。
また、熊本でつくるたて糸づくりも実施し、秋には香港でワークショップを予定しております。
- 香港
CCCD 社區文化發展中心(香港)と、アートはみんなのもの(日本・神戸市)との共催で、the Jockey Club Creative Arts Centre(JCCAC)にて展示とワークショップが内定しております。
日本全国でウクライナからの難民の受け入れが始まっています。そこでも何かできないかと企画を検討しています。
今後の活動に関しては随時伝えていきたいと思います。
どうぞ応援よろしくお願いいたします。