ジボダン社、水の安全性におけるリーダーシップでも CDPから最高ランクの「A」に認定

ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長：ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)が、水の安全性におけるリーダーシップでもCDPから最高ランクの「A」に認定されたと発表しました。

今回の認定は気候変動対応におけるリーダーシップ認定に次ぐもので、ジボダン社はこれにより、環境への影響の軽減に関して最高の実績を示す「A」ランクをダブルで受賞したことになります。

ジボダン社CEOのジル・アンドリエは次のように述べています。「CDPによりダブルで「A」ランクに認定されたことは、素晴らしいニュースです。当社は、持続可能性に関する目標を最高水準に引き上げましたが、それにより持続可能な水の安全性に向けた取り組みと実績が認められたことには大きな意義があります。当社の存在目的を支えに、引き続き野心的な目標を設定して、貴重な天然資源の保護に向け、さらに活動を進めていきます。」

当社は、生産工程における主な水使用の実態を検証することで、持続可能な水の管理においてすでに目標を超える実績を達成しています。また、世界中の各生産拠点で水使用に関する課題を洗い出し、効率的な水使用に向けた戦略を成功に導くために、技術的な改善策を導入しています。

現時点で、ジボダン社は基準となる2009年と比べ、水原単位ベースで水の使用量を26.8％削減しました。

CDPのCEO、ポール・シンプソンは次のように述べています。「環境パフォーマンスと透明性における主導的な取り組みにより、今年、CDPのAリストに選定された企業にお喜びを申し上げます。気候変動による緊急事態や森林破壊、水不足等によるビジネスリスクの規模は、それらに対処することで得られる機会と同様に膨大であり、この危機的な時代に企業が果たす役割が重要であることは明らかです。Aリストに選定された企業は、環境リスクに取り組み、明日の社会での成功に備える中で、企業の持続可能性において市場を先導しているのです。」

気候変動対応と水の安全性に関するAリストは、森林破壊対策への取り組みに関するリーダーシップAリストとともに、毎年、CDPにより発行されています。CDPは、情報開示、認識、環境リスクマネジメント、および意欲的で有意義な目標の設定といった環境リーダーシップに関連するベストプラクティスに対応して、詳細かつ独立した手法によって企業を評価し、AからD-のスコアをつけています。

ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2019年の売上高は62億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、180を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約14,900名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。

CDPは、企業や政府に温室効果ガスの削減および水資源や森林の保全を働きかけている国際的な非営利団体です。投資家により気候調査プロバイダーの第1位に選ばれたCDPは、資産額96兆米ドルを運用する機関投資家らと協働し、投資家と買い手の力を活用して、企業に対し環境への影響の公表と管理を促しています。2019年には、世界の時価総額の50％を超える約8,400社が、CDPを通じて環境データを公表しました。また、920以上の都市や州、地域もデータを公表しており、CDPのプラットフォームは、企業や政府が環境変化にどのように対応しているかを示すグローバルで豊富な情報源の一つとなっています。CDPは、We Mean Business Coalitionの創設メンバーです。詳細については https://www.cdp.net/ をご覧いただくか、 https://twitter.com/CDP をフォローしてください。