【名城大学】ナゴヤドーム前キャンパスで「全国高校生マイプロジェクトアワード」の「愛知県サミット」開催

初の開催 本学が協賛 司会や選考などで学生や教職員が運営をサポート

参加者や観覧者ら全員で記念撮影

地域や自身の身近な課題を解決するプロジェクトや興味あるテーマで探究に取り組んでいる全国の高校生が一堂に会して発表し合う「全国高校生マイプロジェクトアワード」の愛知県大会となる「愛知県サミット」が1月13日、本学ナゴヤドーム前キャンパスで行われました。中日新聞社主催、全国高校生マイプロジェクト実行委員会共催で初めて開催され、本学も高校生の主体性を育む同プロジェクトの趣旨に賛同して協賛しました。

野口副学長「ともに学び合い、成長し合うきっかけとなることを期待します」

全国高校生マイプロジェクトアワードは、探究やプロジェクトに取り組む高校生による日本最大級の「学びの祭典」で、東日本大震災の復興に取り組んだ東北地方の高校生を中心に2013年度に始まりました。12回目を迎える2024年度は全国17の地域とオンラインでの「地域サミット」が昨年12月~今年2月に開催されて各代表となるプロジェクトを選考し、3月末に東京大学で行われる全国サミットには48プロジェクトが出場します。

オープニングで本学の野口光宣副学長があいさつし、本学が取り組む「Enjoy Learning プロジェクト」を紹介して「自らの意思と問題意識に基づいて課題解決に取り組み、その中で自らの可能性を発見し、解決していく力を養い、成長につなげるという点で『マイプロジェクトアワード』と極めて近い」と述べ、参加者に「本日が皆さんにとってともに学び合い、成長し合うきっかけとなることを期待します」と呼び掛けました。

あいさつする野口副学長
司会を務めた後藤さん(右)

愛知県サミットには66プロジェクトの応募があり、この日は書類選考を通過した42プロジェクトの約130人が参加。初めに6教室に分かれ、子どもだけで運営する子どものまち「マーブルタウン」を実現したプロジェクトや、本学の硬式野球部員へのアンケートをもとに「野球を通して成長」との主張を立証するプロジェクトなど、それぞれ10分間で発表。その後、サポーターや他の高校生から感想を聞いたり、質問を受けたりしました。

「国力である塩の自給率の向上」に取り組む内田さんが名城大学賞を受賞

名城大学附属高校からの参加もあり、留学先のイギリスの高齢者施設での経験をもとに大好きなポーカーを認知症予防に役立てるプロジェクトや、自らの体験に向き合い発案した女子高校生が運営する相談窓口サイト開設のプロジェクトなどを発表。全プロジェクトの発表後、各教室から1つずつ「推しプロジェクト」が選ばれ、2教室に分かれて発表と講評が行われました。

後日行われる全国サミットへの出場選考とは別に、この6プロジェクトの中から、各地に塩田作りを進めて国力である塩の自給率向上に取り組む内田翔璃さんのプロジェクトが名城大学賞に選ばれ、本学の伊深智美・渉外部事務部長から賞状が手渡されました。また、図書館や書店と協働して若者の読書離れの解決を目指した名古屋市立緑高校のプロジェクトが中日新聞社賞に選ばれました。

名城大学附属高校生による発表
名城大学附属高校生による発表

「全国高校生マイプロジェクトアワード」の「愛知県サミット」に協賛した本学は、あいさつに立った野口副学長、選考や表彰に携わった伊深部長に加えて、後藤心優さん(経営学部3年)が司会進行を務めたほか、サポーターやサブファシリテーター、スタッフとして、多くの学生や教職員が運営のサポートに努めました。

名城大学賞と中日新聞社賞の受賞者の発表と表彰

名城大学賞の内田さんの発表
中日新聞社賞の緑高校生の発表
表彰状を手にする内田さん
表彰状を手にする緑高校の皆さん

高校生による発表の様子

NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.