日本オラクル、SOA対応を強化した新ミドルウェア基盤 「Oracle Fusion Middleware」のコンポーネントを販売開始

　日本オラクル（本社：千代田区紀尾井町4-1、代表取締役社長：新宅正明）はSOAを強化した新ミドルウェア基盤「Oracle Fusion Middleware」を構成するコンポーネントである「Oracle BPEL Process Manager」を2005年7月25日より販売開始し、8月9日より出荷開始いたします。このたび出荷される「Oracle BPEL Process Manager」は、Webサービスやビジネスプロセスを標準に基づいて素早く設計し、アプリケーションサーバー上で容易に運用を可能にします。「Oracle Fusion Middleware」は、サービス指向アーキテクチャ（以下：SOA）を構築する上で欠かせない機能です。

　業務単位に部品化したソフトを連携させる設計思想、「SOA」を使った情報システムが注目されています。Webサービスやビジネスプロセスを標準に基づいて素早く設計、実行できる機能は、SOAを構築する上でもはや必須となっています。「Oracle BPEL Process Manager」の販売開始により、顧客や主要ベンダーによって広く採用されているXMLをベースにしたビジネスプロセス実行言語「BPEL」（Business Process Execution Language）のサポートを強化し、統合プロジェクトのシステム、サービス、人、パートナーを効率的に連携することが可能になります。SOAと今回出荷が開始される「Oracle BPEL Process Manager」を組み合わせて利用することで、企業のIT部門は新規ソリューションの導入に要する時間とコストを削減し、保守コストを減少させ、変化を続けるビジネス案件に素早く適応することが可能です。

【製品出荷時期】
2005年8月9日より Oracle BPEL Process Manager 10.1.2 を出荷開始いたします。

【CD Pack】
Oracle BPEL Process Manager 10.1.2はOracle Application Server 10g (10.1.2) JP CD Packに同梱して出荷します。

【出荷予定プラットフォーム】
◆ Linux x86
-Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1 Update 5以降
-Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3 Update 3以降
-SUSE LINUX Enterprise Server 8 SP3以降
-SUSE LINUX Enterprise Server 9
◆ Solaris Operating System (SPARC)
-Solaris8
-Solaris9
◆ Microsoft Windows (32-bit)
-Windows 2000 SP3以降
-Windows 2003 (32-bit) SP1以降
-Windows XP Professional (32-bit)
その他のプラットフォームは、今冬以降の提供を予定しています。

【価格】
Oracle Application Server 10g Enterprise Editionのオプション　125万円

●　BPEL（Business Process Execution Language）
BPELは、「Webサービスのためのビジネスプロセス実行言語」という名前の通り、複数のWebサービスを組み合わせたビジネスプロセス（ワークフロー）を定義するためのXMLベースの言語Business Process Execution Language for Web Servicesの略。

●　参考資料（URL）
http://www.oracle.co.jp/appserver/bpel/doc/oracle_bpel_process_manager_datasheet.pdf

■報道関係者お問い合わせ
日本オラクル株式会社　コーポレート・コミュニケーション室　広報担当：北川
電話：03-6238-8180 / FAX：03-5213-6990 / E-mail：Natsuko.Kitagawa@oracle.com
プレスルーム　http://www.oracle.co.jp/press/

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