150年の老舗「炭平旅館」、未使用のひざ掛けを使用した手作りマスクを5月8日(金)より地元高齢者へ無料配布

売上ゼロ、経営存続の危機でも老舗旅館としての在り方を貫く。

2020-05-08 10:00

創業150年の老舗「炭平旅館」を営む株式会社炭平旅館(所在地：京都府京丹後市、代表：中江幹夫)は、2020年5月8日(金)に地域高齢者へ旅館の夕食サービス時に使う未使用ひざ掛けを使った手作りマスク初回100枚を無料配布いたします。営業を再開するまでの期間に旅館存続への活動に追われる中、可能な限り手作り布マスクを地域高齢者に無料配布しようと日々奮闘しています。

間人蟹で有名な創業150年の老舗「炭平旅館」は、豊かな丹後海産物の名物料理と美しい丹後半島の大自然をラグジュアリーに過ごせる空間が人気の旅館です。春から秋には、目前に広がる大パノラマの水平線と夕日の絶景に多くのお客様が訪れます。

炭平旅館は、通常であれば多くの宿泊客で賑わうこの時期に売上ゼロの状況にあります。緊急事態宣言がでる前(4月13日)より5月末まで、自発的な営業自粛(全面休館)を行っています。
営業を自粛した理由は、高齢者が多く医療体制が脆弱な地域のため、観光客からのコロナウイルス感染が地域高齢者に広がることを懸念しての苦渋の決断でありました。

炭平旅館　代表：中江幹夫は、炭平旅館の理念「ひとづくり　故郷づくり」を貫くため、地域未来を担う旅館事業を存続させること、そして旅館を支えてくださった地域へ今私たちにできることを考え、未使用のひざ掛けを使い可能な限り手作り布マスクを地域高齢者へ無料配布できればと思っています。