日本オラクル、コラボレーティブ・アプリケーションの最新版「Oracle Collaboration Suite 10g」を発表

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1 代表取締役社長:新宅正明)は、コラボレーティブ・アプリケーションの最新版「Oracle Collaboration Suite 10g」を、2005年9月21日より販売、出荷開始します。

 「Oracle Collaboration Suite 10g」は、「Oracle Fusion Middleware」を構成するアプリケーションの一つです。同製品は、エンタープライズにおけるメールやファイルなど、機能ごとに個別管理されていた非構造化データを統合データベースで一元管理するコラボレーションとコミュニケーションのためのアプリケーションです。ユーザ情報もシステム内で統合管理できるため、強固なセキュリティと柔軟なアクセス権限設定が可能です。さらに各機能はWebに対応しているため、アクセス環境やデバイスを選びません。通常使われているPCはもちろんのこと、携帯電話やPDA(携帯情報端末)をはじめとするシン・クライアント(Thin Client)からのアクセスも可能です。これにより適切な情報を、適切なタイミングで、適切な人へセキュアに提供することができます。

 「Oracle Collaboration Suite 10g」は、「Oracle Database 10g」と「Oracle Application Server 10g」を基盤に構築されており、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいて、ビジネス・アプリケーションをポータルへ組み込み、連携することが可能です。同製品により、業務プロセスの効率化し、業務の生産性を向上することが可能になります。

 現在コンテンツ管理やコラボレーション・ソフトウェアのグローバル市場は、急速に拡大しています。日本オラクルは今後、同製品を中核にコンテンツ管理とコラボレーションの市場に注力していく予定です。これを受け、2005年8月31日 から 9月1日まで、大手町サンケイプラザにて開催される「Content Management Forum 2005」に出展し、「Oracle Collaboration Suite 10g」を紹介する予定です。
イベントURL: http://www.idg.co.jp/expo/cmf/

●「Oracle Collaboration Suite 10g」に含まれる、主な新機能、機能強化について

  • Oracle Workspaces:プロジェクトでさまざまな情報共有をするためのコラボレーション・ツール。Oracle Workspaces SDKを提供し、拡張が可能
  • Oracle Discussions: 新しい掲示板機能
  • Oracle Web Access Client: 操作性を改善し、高機能を持つ新しいWebメールクライアント
  • Oracle Messenger: 在席確認が可能な新しいチャット機能、グループチャット、メッセージの一括配信も可能
  • Oracle Web Conferencing: 新しくVoice over IPに対応。コンピュータ・マイクを使った音声配信がWeb会議で実現可能
  • Oracle Content Services: 大幅に拡張されたコンテンツ管理機能。フォルダとドキュメント単位でのアクセス権設定、自動バージョニング、Microsoft Windows Explorer上でのファイル・アクセスとドラッグ・アンド・ドロップ、使いやすいユーザーインターフェース、Webサービス連携、包括的なワークフロー構築、レコード管理機能など

●提供価格

  • Oracle Collaboration Suite: 7,500円 (税込み 7,875円)/ユーザ
  • Oracle Unified Messaging : 5,600円 (税込み 5,880円)/ユーザ
  • Oracle Real-Time Collaboration : 5,600円 (税込み 5,880円)/ユーザ
  • Oracle Content Services: 5,600円 (税込み 5,880円)/ユーザ
  • 本バージョン(Oracle Collaboration Suite 10g Release 1 (10.1.1))では、Oracle Content Servicesのライセンスは提供されません。次期バージョンOracle Collaboration Suite 10g Release 1 (10.1.2) より提供予定です。
  • 最小購入数は、100ユーザ

●対応OS
Solaris Operating System (SPARC)、Linux x86、HP-UX PA-RISC (64-bit)、AIX5L Based Systems、Microsoft Windows (32-bit)

●参考URL:
http://www.oracle.co.jp/cs/index.html

■本件に関する報道関係お問い合わせ先:
日本オラクル株式会社 
コーポレート・コミュニケーション室 広報部:北川
TEL:03-6238-8180 Fax:03-5213-6990
E-mail:Natsuko.Kitagawa@oracle.com
プレスルーム http://www.oracle.co.jp/press/

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