小・中学校で活用できるSDGs教材の制作アライアンスが発足
東京書籍株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:千石 雅仁、以下 東京書籍)、株式会社日経BP(本社:東京都港区、代表取締役社長:新実 傑、以下 日経BP社)、株式会社TREE(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役:水野 雅弘、以下 TREE社)は、子どもたち向けにSDGsを題材とした教育を推進するための『EduTown SDGsアライアンス』を発足させ、パートナー企業とともに活動を開始しました。
本アライアンスは、2015年に国連サミットで採択された「2030年までの持続可能な開発目標(SDGs=エス・ディー・ジーズ)」を題材として、次期学習指導要領に掲げられた「持続可能な社会の担い手」の育成を目指す教材を制作し、小・中学校へ配布して、持続可能な社会づくりに貢献できるよう子どもたちを育むことを目的としています。
SDGsは社会・経済・環境の三側面における新しい価値を創出するものとして、多くの企業や自治体が推進しています。一方、SDGsに関する子どもたち向けの情報や教材、カリキュラムが不足しており、SDGsへの取り組みを次世代へ伝え、未来の担い手を育成していくことが課題となっています。本アライアンスはこの課題に対し、SDGsを推進するパートナー企業や自治体の製品や技術などの具体的な取り組みをSDGsと関係付けて解説し、子どもたちが実感をもって学べる教材を作成します。
日経BP社では『日経ESG経営フォーラム』や子育て家族向けの雑誌『ecomom』のスタッフが記事を制作し、TREE社は映像サイト「SDGs.TV」で培った動画制作ノウハウを活かして動画コンテンツを制作します。これらのコンテンツを教材化して東京書籍が運営する教育総合サイト『EduTown(エデュタウン)』(全国約7,000校、110万人の会員)にて配信するほか、冊子にして全国の教育現場へ無料配布いたします。
本アライアンスには既に4社が参加を予定しており、今後は参加していただくパートナー企業をさらに広く募集し、「持続可能な社会」を実現するための未来の担い手づくりを支援していきます。
東京書籍株式会社
1909(明治42)年創業。小・中・高校教科書発行部数で業界大手。学習教材・指導用教材、学習参考書を発行。デジタル教科書など教育用デジタルコンテンツの開発・販売、教育総合サイトの運営などのインターネットサービス、学力・体力テストなどの各種評価事業、一般書籍・辞典などの出版他、幅広い教育コンテンツを展開。
株式会社日経BP
2019年に創立50周年を迎える。日経グループの一員として、経営、技術、生活の3分野でメディア事業ならびに調査コンサルティング事業などを展開。日経ビジネス、日経メディカル、日経WOMANなどのほか、企業のESG経営をリードする日経ESG、エコやサステナブルな生活を求めるお母さん向け雑誌ecomomなど、SDGs達成に貢献するメディアやネットワークも持つ。
株式会社TREE
2018年(平成30年)に創業30周年を迎えた。持続可能な社会づくりに向けて省庁、自治体、企業、市民社会などと協働にて、映像制作・コンサルテーションを通じて課題解決に取り組む。2016年秋よりインターネットメディア「SDGs.TV」を一般公開。ESD(持続可能な開発のための教育)や普及啓発、人材開発事業を展開。
URL: http://tree.vc/
『EduTown(エデュタウン)』
少子高齢化、人口減少、国際競争という日本が抱える大きな社会変化と課題を踏まえ、「今日的な教育課題への対応」「先生への新たなサポート」「地域社会の活性化に貢献できる人材の育成」をテーマに、さまざまな事業者と連携して多様なコンテンツを提供する教育総合サイト。2019年1月時点で全国約7,000校、110万人の会員が利用。