兵庫県三田市のビール文化を発信!「三田ビール検定」11/3に実施
兵庫県三田市は、11月3日(金)に第1回目となる三田ビール検定を実施します。
趣旨
川本 幸民が残した日本人初のビール醸造の業績にちなみ、市のブランドとしてビール文化を創造し、三田市を「川本 幸民を育んだまち」として市内外に広く発信する機会として、三田ビール検定を実施します。
三田ビール検定は、ビールの歴史や醸造学だけではなく、三田市の歴史・文化・風土、そして豊かな食に親しんでいただくユニークな検定です。
川本 幸民(かわもと こうみん)とは
幕末の蘭学者 川本 幸民は、文化7(1810)年、三田藩医 川本 周安の三男として生まれました。蛮書調所で洋書を翻訳し、「化学」という言葉を初めて使用し、「日本近代化学の祖」といわれています。また、幕末の嘉永6(1853)年頃、日本人で初めてビール醸造実験を成功させたといわれており、その他にもマッチの製作や写真撮影に成功するなどの功績を残しています。その功績を称えるために、三田小学校の校門前には顕彰碑が建てられています。
三田ビール検定概要
開催日 :2017年11月3日(金・祝)14時~
開催場所 :まちづくり協働センター 多目的ホール(第1会場)
三田市役所2号庁舎2201会議室(第2会場)
受験者数 :250名(2017年10月31日時点)※申し込み受付はすでに終了
受験資格 :20歳以上(検定実施日時点)
検定料 :3,000円(グループ割引あり)
検定内容 :ビールに関する設問 35問
三田に関する設問 15問
合格基準 :正解60%以上で初級合格
特典 :・受験者全員に割引クーポンを進呈
(三田ビール検定協賛事業者特別クーポン6店舗/
三田市観光事業連盟得々クーポン)
・合格者に合格証と認定バッジを進呈
主催 :三田市
指導・監修:田辺 眞人氏(園田学園女子大学名誉教授)
谷口 義子氏(神戸学院大学非常勤講師)
協力 :キリンビール神戸工場
その他 :検定終了後、監修者を囲む懇親会を実施
検定事前セミナー
検定実施前に、より三田市の歴史やビールについて知識を深めていただくために、事前セミナーを実施しました。1回参加につき、検定時に2点が加算されます。
●第1回:2017年7月1日(土)
「三田の歴史文化とビール学」(座学)
・三田の歴史・文化(園田学園女子大学名誉教授 田辺 眞人氏)
・ビール醸造学(キリンビール神戸工場 醸造担当者)
・ミニ模擬試験(神戸学院大学非常勤講師 谷口 義子氏)
参加者数 144人
●第2回:2017年8月5日(土)
「ビール飲み比べにチャレンジ」
・第39回三田まつりと同日開催。3種のビール飲み比べ
参加者数 103人
●第3回:2017年9月30日(土)、10月10日(火)
「三田城下町ウォーク&キリンビール神戸工場見学」
・三田城下町のガイドツアーとビール工場の見学会
参加者数 111人
三田ビール検定公式テキスト
(1) 特徴
ビール文化と三田市の歴史、自然、文化に関する情報をコンパクトに取りまとめ、写真やイラストを数多く掲載するなどガイドブックとしても活用可能な親しみやすく、読みやすいテキストです。
(2) 内容
- A5判(72ページ)フルカラー
- 発行部数 3,000部
- 定価500円(税別)
(3) 執筆者等
編集:三田ビール検定公式テキスト編集委員会
監修:田辺 眞人氏(園田学園女子大学名誉教授)
執筆:谷口 義子氏(神戸学院大学非常勤講師)
協力:キリンビール神戸工場
発行:三田市
三田市について
兵庫県三田市は、兵庫県南東部に位置し、豊かな自然と美しい街並み、そして安心して子育てできる環境があり、大阪や神戸などの大都市からのアクセスも非常に良いまちです。食をはじめ、歴史や文化、レジャーなど、さまざまな魅力の中でここちよい暮らしが実現するまちで、「子どもに夢を」「高齢者に安心を」「地域に元気を」を目標に「日本一住みたいまち」を目指しています。
ホームページ : http://www.city.sanda.lg.jp/
ポータルサイト(さんだうぇるかむ): https://sanda-portal.com/