日本オラクル、日本ヒューレット・パッカードがイーヒルズの購買代行システムを協力して開設
日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明、以下 日本オラクル)、日本ヒューレット・パッカード株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:寺澤正雄、以下 日本HP)は、イーヒルズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:森 浩生、以下 イーヒルズ)の運営する会員向け購買代行システムが10月より稼動開始したことを発表します。
本システムは、イーヒルズが東京都・港区を中心として地域会員向けに提供するポータルサイトの一部として構築するものです。オフィスサプライ用品を中心に、受注の取りまとめによる全体の発注ボリュームを生かすことにより、会員は法人・個人を問わず事務用品やギフト贈答品など様々な商品を、より有利な価格で購入することを可能としています。会員は、自分のパソコンからWebブラウザを使ってイーヒルズと提携しているサプライヤのカタログを参照し、注文依頼書を作成します。必要な承認決済を得た後、イーヒルズが注文を取りまとめ、発注の一括管理を行います。発注後の納期管理、支払い請求なども一括して行うことができます。
本購買代行システムは日本オラクルの「Oracle Internet Procurement」製品・ソリューションと、日本HPが提供するHP-UXプラットフォームで構成されています。また、システムの構築、統合は、HPの日本におけるSI事業会社であるヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ株式会社(以下 HPSD)、ならびにTIS株式会社(以下 TIS)による「eHills Club」開発プロジェクトにより行なわれました。
イーヒルズは、サプライヤが持つ電子カタログとの連携、決済承認ワークフロー、支払請求(会計)、高可用性、短期間で構築できる点を高く評価し、日本オラクルの「Oracle Internet Procurement」と日本HPのUNIXサーバの採用を決定しました。2000年11月にシステムの開発に着手し、2001年6月からは試験運用を開始、そして、10月1日から本稼動となりました。同サイトでは2003年春までに2〜3万名の会員登録を目指します。
<イーヒルズについて>
イーヒルズは、森ビル株式会社と株式会社日本経済新聞社が共同で、新しいタウンサービスとして、東京都港区を中心とした会員制地域ポータルサイト「eHills Club(イーヒルズクラブ)」を運営するために本年6月に設立されました。会員は、森ビルグループが運営・管理するオフィスビル、賃貸住宅、店舗等の入居テナント、およびその就業者、施設利用者を対象に、日本経済新聞社が発信する邦文・英文ニュースなどの各種情報・サービスの提供や一般事務用品などの物販の提供を行い、インターネット上でタウンサービスから地域密着型のコミュニティ形成を支援いたします。また、イーヒルズが本サービスを提供することにより、森ビルの事業に新たな価値を付加しながら、サービスを一層拡充していきます。
<日本オラクル株式会社について>
日本オラクル株式会社はオラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点としたEビジネス構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日の店頭市場への株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1551名(2001年5月末現在)
URL: http://www.oracle.co.jp/
<ヒューレット・パッカード カンパニー/
日本ヒューレット・パッカード株式会社について>
Hewlett-Packard Company(以下HP)は、コンピューティングとイメージングソリューションおよびサービスを世界規模で提供するリーディングカンパニーです。HPは、シンプルな「appliances」、効果的な「e-services」、「always-on internet infrastructure」を通じて個人および企業ユーザが、技術と技術が生み出す利便性をいつでも利用できるような環境の創造を目指しています。
日本ヒューレット・パッカード株式会社は、HPの日本法人であり、日本市場でインターネットソリューションのリーディングカンパニーを目指しています。
従業員数約3,100人、2000年度の売上高は、2461億円です。詳細は、弊社のホームページ(http://www.hp.com/jp/)をご覧ください。
<ヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ株式会社について>
ヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡田一夫、略称:HPSD)は、米国HPの戦略ソリューションを提供する組織であるESD(E-Solutions Division)の日本における責任部署として1998年4月に業務を開始しました。B2B、B2C ECソリューション分野を主軸にシステムインテグレーションを行っており、特にe-procurement分野においては顧客のビジネスモデルに最適なソリューション構築の経験を豊富に持っています。
<TIS株式会社について>
TIS株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:船木 隆夫 コード番号:9751 東証、大証第1部)は、オラクル社が世界的に普及を進めているインターネット購買・調達ソリューション「Oracle Internet Procurement」で、ユーザー企業の購買・調達業務を効率化するシステム構築事業を積極的に進め、「e調達」に関するリーディングカンパニーとしてトータルソリューションを提供しております。TISのトータルソリューションとは、コンサルティングや導入支援から開発・運用・保守迄を含めたシステムのライフサイクル・サポート・ソリューションです。コンサルティングや導入支援に関しては、豊富なテンプレートを利用して、また、運用・保守までに関しては、国内最大規模の設備で、金融機関等で培った実績豊富なアウトソーシングサービスをTIS@iDCにて提供しています。
■本件に関する報道関係お問い合わせ先
日本ヒューレット・パッカード株式会社 広報室 齋藤
日本オラクル株式会社 広報部 玉川
Oracleは、Oracle Corporationの登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。
<補足資料>
●「Oracle Internet Procurement」について
オラクルの「Oracle E-Business Suite 11i」を中核につくられたインターネット購買・調達ソリューションです。社内の購買・調達における発注業務とプロセスの改善だけでなく、仕入先との計画や受発注、請求、出荷などのリアルタイムな情報共有や特定の仕入先間であい見積もり、逆入札(リバースオークション)により競争原理の導入により最適な調達を実現し、取引におけるプロセスを最小化します。また、一元管理された購買履歴や仕入先とのトランザクションデータをもとに多角的な分析を行い、購買業務における問題の特定や仕入先との戦略的な折衝など、迅速な意思決定の支援を行う「ビジネス・インテリジェンス」の機能を備えています。また、サプライチェーン全体を含めた包括的なソリューションにより自社、取引先を含めた全体最適化のシステムを
構築することが可能です。日本オラクルは、パートナーと連携して日本のニーズにあった調達システムを提案して参ります。
●「Oracle E-Business Suite 11i」について
オラクル・コーポレーションが開発したEビジネスアプリケーション製品群。全世界で9,000社以上、国内でも300社を越える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたEビジネスソリューション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。関連事業部門の増強やパートナー企業との提携強化を通じ、販売およびサポートの体制も積極的に強化しています。
●事例紹介セミナーについて
本事例につきまして、以下のセミナーでご紹介します。詳細は以下のURLをご参照ください。
http://www.jpn.hp.com/biz/topics/seminar/0111/011105.html
セミナー名:
「e調達(Internet Procurement)Solution Seminar 2001
〜ここに来ればe調達の全てが分かる〜
日程:
東京会場:2001年11月5日(月)
大阪会場:2001年11月7日(水)
時間:
13:30〜17:00(受付開始 13:00〜)
会場:
東京会場:TIS株式会社 東京本社10Fセミナールーム
大阪会場:TIS株式会社 大阪本社19Fセミナールーム
共催:
TIS株式会社
日本ヒューレット・パッカード株式会社
ヒューレット・パッカード・ソリューションデリバリ株式会社
協賛:
日本オラクル株式会社