読書支援サービス『読書館』を新潟大学附属長岡小学校が導入  電子書籍のメリットを活かした読書手法へのアプローチ

ITシステム開発の株式会社エスペラントシステム(本社:千葉県流山市、代表取締役社長:中村 健二)は、新潟大学教育学部足立研究室(所在地:新潟県新潟市、教授:足立 幸子)における子どもたちの読書指導および読書研究において読書支援サービスである『読書館』の導入を発表します。

足立研究室では、国語教育法における読書指導の研究への取り組みの一環で、新潟大学附属長岡小学校(所在地:新潟県長岡市学校町、校長:平澤 林太郎)にて様々な読書手法を通した読書について実践し、子どもたちの読書活動を支援しています。

今回の読書館の導入により、読書手法の実践が容易になることに加えて、電子書籍のメリットを活かした新たな読書手法へのアプローチなどが及ぼす効果についても探究していけるのではと考えています。

『読書館』導入前は、紙の書籍を前提とした学校での読書活動には、準備や管理の手間、コスト面での負担など、人数に応じたさまざまな制約がありました。さらに、デジタル化が進む電子図書館においても、貸出・返却の手続きや、同じタイトルの書籍を複数人が同時に利用することが難しいといった課題が残されていました。そこで、電子書籍で多くのコンテンツを読み放題で提供する『読書館』の機能と、読書活動を支援するサービスに注目し、導入を決定しました。

読書指導にて読書館を利用した感想や準備事項、展望などについて、新潟大学教授 足立 幸子氏は、以下のように述べています。

新潟大学教授 足立 幸子氏のコメント

「これまでは児童生徒の人数分の書籍(冊数)を用意する必要があった読書手法でも、読書館であれば容易にクラス全員が同じ書籍に触れることができ、取り組みを実践しやすくなります。その後の読書指導においても読書館独自の機能で読書活動そのものに広がりを作れそうで楽しみです。」

「児童生徒の読書活動への包括的な取り組みを実現できる読書館の機能も興味深く、どのように子どもたちの読書を良いものにできるのかを追究していきたいと考えています。さらに自作作品の掲載や感想文機能などが読書への取り組みにどのように活かせるかを見てみたいと思います。」

「読書指導の研究という目線でも、新たな読書インフラをどのように活かしていけるのか、開発元のエスペラントシステム社とも相談しつつ、新しい読書への取り組みについて最適化を模索し続けていきたいと考えています。」

読書館では、足立教授が取り組む読書指導や研究等の活動を通して、読書データの利活用や学力等との関連性の分析なども含む協業で、新たな切り口となる読書館利用方法の開発や機能改善などにつながることに期待しています。

読書館について

電子書籍『読書館』LOGO

◆読書館URL: https://dokusyocan.jp/

読書館は、子どもたちが読書習慣を身につける一助になることを目指して開発された電子書籍による読書支援サービスで、学校教育に携わるスタッフが選書した約17,000冊が、“いつでも、どこでも、読書”を実現する新しい読書環境を提供するものです。

また、本を読むだけに留まらず、地域の書籍や自作コンテンツの読書館への掲載、特集ページ作成、ポップによる装飾、感想文の執筆&掲載など、利用者による“参加型”の電子書籍サービスでもあり創作意欲の向上も期待できるものです。

主な特長

◎約17,000冊が読み放題
~小規模校にも公平に読書機会を提供
◎洋書が読める
◎教科書採用作品の原作が約140冊(小中学校国語教科書)
◎自治体・学校別の独自サイト設定
◎低コストで常時読書機会を提供
◎貸出という概念が無いので、本の返却待ちが無い
◎閲覧人数に制限がないので、クラス全員が同じ本を読める
◎簡単操作
~「読む」ボタンを押下するだけで本が読めるので、教員負担が少ない
◎読むだけではない『参加型サイト』機能
◎地域の書籍を掲載
◎教員や児童のオリジナル文集や作品集を掲載
◎特集・POPを設定
◎「ハート」のお気に入りボタン
◎読書量の分析
~個人の読書履歴
◎感想文の記録
◎読書中に本に個人のマーカーやメモを記入
◎新感覚の視覚的本探しUI『ワードサーフィン(R)』を搭載

エスペラントシステム 概要

社名  : 株式会社エスペラントシステム
設立日 : 1979年5月1日
所在地 : 本社 千葉県流山市前平井61番地 ESSビル
代表者名: 代表取締役社長 中村 健二
事業内容: コンピュータシステムの設計、システム開発、インフラ環境構築、
      保守運用、電気工事、LAN敷設工事、クラウドサービス、人材派遣等
URL   : https://www.ess-g.com/

株式会社エスペラントシステムは、1979年より主にコンピュータシステムの設計、システム開発を行っているIT企業です。
電子書籍関連事業には2010年から取り組み、デジタルコンテンツ配信や閲覧、管理、クラウドなどの周辺技術の経験を豊富に持っています。
そのバックグラウンドを応用して、子どもたちに読書習慣を身につけてもらう為の機会創造として読書支援サービス『読書館』プロジェクトを立ち上げました。
また、SDGsについても注目(注力)しています。紙を使わない電子書籍の普及により、貴重な地球資源の保護に繋がります。これもまた、読書習慣同様、子どもたちの未来に貢献する活動の一環であると考えています。
いつでも、どこでも、読書に親しめる新しい読書インフラ(=読書手段の選択肢の1つとして当たり前になること)を目指し、読書館は子どもたちと一緒に成長してまいります。

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